都市を生きる人々: バンコク・都市下層民のリスク対応 (地域研究叢書 22)

著者 : 遠藤環

• 京都大学学術出版会 (2011年2月25日発売)

作品紹介・あらすじ

開発論におけるコミュニティへの過度な期待は、リスクや格差の問題を看過してきた。都市に内在するリスクの下で、人々はいかに労働と生活を維持しているのか。格差構造の下、都市下層民にとっての「成功」とは何か?都市において生成・変化・消滅を繰り返すインフォーマル経済。リスクを吸収する機能をもったコミュニティ。一方で進む階層化とその再編。その内在的メカニズムを、「居住」と「職業」に着目しつつ動態的に描き出し、グローバル化時代の都市の実像に迫る。

感想・レビュー・書評

[北海道大学附属図書館/国連寄託図書館さんの感想 · 2012年8月9日]

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著者プロフィール

埼玉大学准教授

「2018年 『現代アジア経済論』 で使われていた紹介文から引用しています。」