琵琶湖疏水: 明治の大プロジェクト (かもがわ選書 13)

著者 : 織田直文

• かもがわ出版 (1995年8月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ゾウガメさんの感想 · 2022年8月15日]

琵琶湖疏水に興味を持って、やっぱり田辺さんに尊敬の念を抱いていたけれど、織田氏が田辺神話をばっさばっさ斬ってくれてなんだか腑に落ちるものばかりだった信頼出来る
京都が疏水計画を強引に進めるのに対して、大津は植林を始めたのに関心をもった
デレーケ技師も気になる
大川さんの最期に触れてあってありがたい

著者プロフィール

1952年生まれ、京都橘大学現代ビジネス学部、都市環境デザイン学科教授。都市計画、建築計画。財団法人滋賀総合研究主任研究員、滋賀文化短期大学生活文化学科教授などを経て、2001年4月より現職。「臨地まちづくり」を提唱、フィールドワークの積み重ねによる実践研究を推進。

「2009年 『文化政策と臨地まちづくり』 で使われていた紹介文から引用しています。」