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- Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877144319
作品紹介・あらすじ
清冽な感性にユーモアの滲む著者20代の傑作8篇を収録。
感想・レビュー・書評
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目取真俊20代の頃の短篇を纏めたもの。どれもこれも珠玉の傑作、途轍もなく素晴らしかった。沖縄の豊穣な自然、アメリカ占領下の名残あるエキセントリックな街並(いや、今もアメリカは大きな顔で跋扈しているのだが)に眩い光が突き刺す、その亀裂から滲み出るどろりとした澱みに引き摺り込まれる。それは抑圧されても蠢き胚胎していたウチナーンチュ魂であり、戦争の悲しみであり…。沖縄の陽と陰がマジカルな幻想をリアリスティックに描き出す様は息を呑むほどに悍ましく美しい。苦しく切なくやりきれない、心が壊れそうになるけれど、人を愛したくなる。
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表現力の努力は認めるけど、つまらん。これやったら中上健次読むわ。
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