喜びは悲しみのあとに

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 26
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877283391

感想・レビュー・書評

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  • 打海 文三
    時には懴悔を

    を読み、考えることが多くとても叶わないと思っていた。そしてどうして筆者はこのような難しい障害を持つ子を描いたのだろうと考えた。

    この
    喜びは悲しみのあとに
    も、先の
    時には懺悔を
    も、最近よく読んでいる丸山正樹氏のおすすめを知り、読んだもの。

    この本を読み、答えが最初の章でわかった。
    それが一番納得のいく理由で、知ることができて、大変なことに変わりはないが、よかった。

    この
    喜びは悲しみのあとに
    は一つ一つ独立したエピソードが、書き手の感情を交えず、淡々と書かれている。
    読んでいて、なんともタイトル通りの感情になる。

    少し古い本で現在は入手困難のようですが、図書館にあったら借りて読んでみるのがいいと思う。

  • 表紙とタイトルがいい

  • 著者の作品は2冊目になります。図書館をぶらついているときに、こうだったらいいなあと思う書名を見て、読んで見ました。取り立てて何かが心に残ると言う内容ではありませんが、どの話もハッピーエンドなことに安心します。著者がボブグリーンのファンと知り、なるほどなあと思いました。影響されてるなあと感じました。

  • 様々な境遇の人にインタビューをしながら、その「生き様」を紹介しているノンフィクションのルポ。特に元プロ野球、近鉄の小野和義投手のエピソードが描かれる「復讐のマウンド」が秀逸。彼が近鉄球団を追われて西武のピッチャーとなるが、神様に見放されたように勝てない・・。人生って、時には本当にドラマのようだ。前作「友がみな我よりえらく見える日は」が100点とすれば、80点かな・・。

  • 以下のページで感想書いてます。
    http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/25739652.html

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著者プロフィール

1949年、神奈川県横浜市生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。エッセイスト、コラムニスト。記録映画制作会社勤務のかたわら、雑誌「思想の科学」の編集委員として執筆活動をはじめる。その後、市井の人々を丹念に取材し、生き方をつづったノンフィクション・コラム『友がみな我よりえらく見える日は』がベストセラーとなる。他の著書に思想エッセイ『「普通の人」の哲学』『上野千鶴子なんかこわくない』『君たちはどう生きるかの哲学』、ノンフィクション・コラム『喜びは悲しみのあとに』『雨にぬれても』『胸の中にて鳴る音あり』『にじんだ星をかぞえて』『こころが折れそうになったとき』『こころ傷んでたえがたき日に』などがある。

「2021年 『晴れた日にかなしみの一つ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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