日々のこと (幻冬舎文庫 よ 2-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284992

感想・レビュー・書評

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  • 吉本ばななさんのエッセイ、すてき。日々、なんの変哲もない日常だけど、そにはちいさな感動がある。この小さいというのが、キモ。小さくなければ、日々続かない、小さくなければ疲れてしまう。

    もう30年ほど前(1989年~1991年頃)のエッセイだが、充分今読んでも耐えきれる。後日の読書に耐えれるエッセイとは・・良い見本ですな。

    途中本の紹介で気になった本があったので、「五輪書」「向田邦子の手料理」「ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズ」

  • 吉本ばななの著作を読んだことがないのに、いきなりエッセイから入ってみるという暴挙。
    面白かったので、ほかの作品もちゃんと読んでみると思う。

  • 吉本ばななの文は読者に優しく寄り添ってくれるから好き
    他人の日常を覗くのは楽しい

  • 自分が生まれるよりちょっと前の話。わかんないことも出てきたけどなんか楽しかった。

  • 約30年前、吉本ばななの新人時代のエッセイ。
    文庫版あとがきの「若気のいたり」より
    「この本は、このあとがきとの対比のために読まれるべき本だなあ」

    2022-44

  • 自分が生まれたくらいのばななさんのエッセイ。
    だから、ばななさんがちょうど20代の時なのかな?
    いい意味で親近感が湧くエッセイだった。
    ばななさんのプライベートな日記、メモを覗いているようで、でもそれでいて、読者がいることを前提とした今より少し柔らかい書き方で、
    あぁ、ばななさんにもこんな時代があったのかぁ
    自分もこんな感じで日々あることを書き留めたらいいのかぁ
    と。

  • サラサラっと読めました。

  • はじめてのよしもとばなな。読みやすいな、小説も読もう。

  • よしもとばななさんの本は、どれも読みやすくてスッと入ってくる。

  • 小説かと思って手にとったのだが、短編エッセイ集。
    ほぼ日記のような感じで、割と浅めのさらっと読める内容だった。

    2014.12.30

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著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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