マザー・ハッカー: 1999年のゲーム・キッズ2 (幻冬舎文庫 わ 1-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 114
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877285319

作品紹介・あらすじ

「新・新興宗教」「サブリミナル天国」「自殺ショー」「ポケベルに残された謎のメッセージ」…。インターネットがコンピューターによって完全に支配された世紀末、人間は新たな恐怖に襲われる。快適なはずの電脳社会を得ることによって、人類が失ったものは?目前の危機をシミュレートした34編のバーチャル小説集。シリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 恐怖は進化。

  • 前作『1999年のゲーム・キッズ』から続く近未来SFショートショート。

    内容は変わらず警告の意を発しているものが多い。
    1994当時での近未来なので、いまでは追いつき追い越しちゃってる部分もある。

    「サブリミナル天国」はいまの世界の姿を遠からず映し出しているのかもしれない。

  • 世にも奇妙な物語観てたらついよみたくなって買ってしまった。

    この作品群がもう20年近く前のものだということが恐ろしい。

    ここで描かれる未来像と今はこれまた全然違ってて、そういうのもまた面白い。

  • 1999年のゲームキッズの続きです。

  • ファミ通で連載していた時にリアルタイムで読んだものがちらほらあって、懐かしい。
    ファミ通のきっちり1ページ分を文字で埋めてあったのを思い出す。そういう連載だったので、各話がほぼ完全に同じ分量で、非常に読みやすい。
    テーマは基本的に近未来科学。オチは毎回ダークでシニカルなのだが、何故か悲観よりも楽観を感じさせる。
    ちょっとした時間に読むのに最適。

  • 1999シリーズの2巻です
    相変わらずシュールなネタが豊富です
    あとがきにSFとは警告の物語とあって、なるほどなと思いました。

  • 1994年当時から見たハイテクを題材としたショート・ショート。
    『1999年のゲーム・キッズ』シリーズ(アスペクト刊)第二巻の文庫化。

  • 「ゲーム・キッズ」シリーズ第二弾。

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著者プロフィール

小説家・ライター。1962年、福岡県生まれ。1980年代から、映像・ゲーム業界でライターとしてのキャリアを出発させる。『週刊ファミ通』での連載を経て1994年に刊行された『1999年のゲーム・キッズ』で、本格的に小説家としても活動を開始。以後も、デジタルテクノロジーを題材に未来の姿をシミュレートするSF小説集として〈ゲーム・キッズ〉シリーズを手がけ続けている。本書での取材をもとにした〈ゲーム・キッズ〉シリーズ最新作も2023年内に刊行予定。著書に『2020年のゲーム・キッズ →その先の未来』、『世にも醜いクラスメートの話 渡辺浩弐ホラーストーリーズ』(ともに星海社FICTIONS)など。

「2023年 『7つの明るい未来技術 2030年のゲーム・チェンジャー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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