- Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877285463
感想・レビュー・書評
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ホラーを書かせてもこんなに上手いオールラウンダー村上龍。
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サクサク読めます。さすが村上龍、スプラッター描写は迫力があり、なかなか読ませます。ファンの間でも評価は高くないけれど、僕は割と好きです。
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ストーリーも簡単で分かりやすいからサクッと読めるー
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再婚相手を選ぶオーディション。
圧倒的な主導権を握っていた筈のアラフォー中年男があっという間に掌握されて、のぼせ上がって、従順にさえなっていく過程。
あらすじを読んでたせいで破滅を待つような読み方になってしまったけど久々に先を知らずに読んだらもっとおもしろかったのにと思ったな。
スプラッターなシーンも出てくるけど思ってた以上にそこに至るまでの経過がメインだったので、この女子に対しても怪人みたいな印象よりはやっぱり自分の生活圏に入り込んでいる怖い人という感じで。
中年のラブロマンスも楽しい。
精神科医さんの解説のメンヘラ論から派生した夫婦論もおもしろかった。 -
見染める〜のね〜
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前半はどういうオチなのかワクワク楽しく読めた
その分オチが微妙でがっかり -
一気に読めた。良くも悪くもない微妙な感じで、村上龍のサイコホラーなら「イン・ザ・ミソスープ」の方が断然怖くておもしろかった。作品としては微妙だけれど村上龍の文章はやっぱり的確で、ところどころにドキッとするような良い表現・思想があった
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初めはどんな展開になるんだろう?とドキドキしたが、途中で作者が飽きたのか、急展開で終わる。ねちっこい情事が書きたかっただけとしか思えない。