アフリカの女 (幻冬舎文庫 た 7-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 29
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286941

感想・レビュー・書評

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  • タイトルに釣られて内容も知らずに購入しました。

    アフリカの話がいっぱい詰まっていると想像していたのと、自分はあまりファンタジー好きではないためにあまり好きになれないまま…かなり飛ばし飛ばしで読みました。m(_ _)m

  • 世界不思議発見のリポーターの短編集。なんとなく、旅を感じさせる短編が多い気がする。あまり、時間はないけど本を読みたいって方にオススメ。

  • 古本屋で200円で衝動買い。

    「世界 ふしぎ発見!」で元気にレポートしている
    海南江さんの印象から想像していた世界とは、
    かな〜りかけ離れた内容でした(^ ^;

    何と言うか「ジャンル分けし難い」本で(^ ^;
    一応「ファンタジー」としてみましたが、
    結構ブラックというか、毒も含んでいて、
    「ハリーポッター」みたいなファンタジーではない。

    でも、その「毒」というのも、実は
    「わざと毒を吐いてやろう」という感じではなく
    今の世の中を「先入観なし」に見てみると、
    素直な印象がこうなる、という感じかな。

    でもその「素直」が、現代日本人にとっては
    とてつもない「毒」に見えてしまう...と言うほど、
    今の「日常」が毒されている、とも言える訳で。

    ある意味「パパラギ」を思い出させるような(^ ^

    特徴的なのは、文章にとても
    「広さと奥行き」を感じられると言うこと。
    あとは「湿度」かな。文が乾いてない。

    かと言って「ウェットな文」ではない。
    適度な湿り気と体温を持った文章って感じ。

    雑誌に連載していた短編をまとめた本で、
    それぞれの作品に「含蓄がある」というか
    「考えさせられる」フレーズが出て来る。
    ただし、人生において役立つかどうかは不明(^ ^;

    本文中に挿入されている写真がまたいい。
    これも海南江さんご本人の撮影らしいが。

    一応は「小説」の部類に入るのだろうが、
    ご本人は「つくり話」と言ってるのが面白かった(^ ^

  • ミステリーハンター・竹内海南江さんの短編集。

    僕の頭にある考え、見ていた世界は狭かった、そう感じさせてくれます。
    世界を旅してまわる竹内さんの世界観が詰め込まれています。

    世界各地での胸躍る体験、それに加えて竹内さんのやさしい想像力が発揮されて、居心地のよい物語の世界をつくりだしているのだな、と思います。趣きのあるかな遣いが、やさしく語りかけてくる。凝り固まった心をほぐしてくれる、そんな本です。

  • 児童書のような物語に時折どきっとするような暗喩が込められていて、味わい深かったです。

  • あのミステリーハンターとして世界を駆け巡っている人が描いた世界観。きっと、わたしには見られないような、いろんなものをみたりきいたりかんじたりして、できた物語なんだ‥‥。出不精なわたしの対極に居られることに、嫉妬心さえ抱いてしまう。

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