- Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877582425
感想・レビュー・書評
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NHKの毎回様々なプロが母校にて講義を行う番組の、作家重松清の回を書籍化したもの。
小学5年生向けの講義と侮るなかれ、物語や文章表現って視点を変えて想像したり、比喩を用いたりすることで骨子ができるものなのだなと感動した。重松さんへのインタビューやディレクターのあとがき(制作スタッフの舞台裏的な)も読み応えがあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国語「カレーライス」関連で重松清作品BT
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重松清さんの「作家」になった理由がちょっと分かったような感じがする。
本を読んでの感想。
小学生、中学生時代は「キラキラ」しているのに、その「キラキラ」はいつの間にか消えてしまうのを見てきて、もったいないことだなあと思はないこともない。いつまでも子供じゃあるまいし、「キラキラ」は卒業、なんて自ら「キラキラ」を捨て去ってしまう人もいるかもしれない。逆に、ずっと「キラキラ」でいたいのに、老化に伴うパワー不足で、「キラキラ」自然消滅、なんていう人もいるかもしれない。
「魅力的な人間」ってどんな人なんだろう?、と自問してみると、やっぱり何かに燃えていて、キラキラしている人だよな、って思う、男女問わずに、ね。
「キラキラ」は「好奇心」がエネルギー、だから「これからも「好奇心」を大切にしていきたいな。 -
重松清が,5年生の時に通っていた小学校に行き,そこの5年生に課外授業で小説を書かせる,
というNHK番組を活字にしたもの。
自分の嫌いなものを好きになったつもりになって褒めたり,家の食卓の席替えをしたり,
家族に自分がどう思われているか取材したりした後で,自分以外を主人公とした,
家族全員が登場する小説を書く。
重松清とNHKのスタッフの情熱や,子供がぐいぐい参加していく様子が伝わり,とてもいい企画だと思うが,
本当はうまく乗れずに醒めてしまった子もいたんじゃないかと疑ってしまう私のココロが悪いのだろう。 -
■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。
重松清ファン必見!
http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/ -
2008年2月ごろ。市立図書館で。
ほっぺに人指し指をくっつけ、「エリリンて呼んでね」←一番ウケたところって、本文と関係ないですが。
小説を書いてもらおうと見せかけた本当の狙いが、この方の作風なんだなあと思いました。
後からずっしりくるのね。
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64/100