親から子へ代々語り継がれてきた教訓歌

著者 :
  • きこ書房
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877712501

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  • 教訓歌、というのは575からなる、教訓を含んだ短歌のこと。
    俳句が四季の美しさや情緒を読むのに対し、
    教訓歌はもっと哲学的だったり、詠み人の心情や生き様を顕にしている。

    『為せば成る 為さねば成らぬ 何ごとも』
    『孝行を したい頃には 親はなし 孝のしどきは 今とこそ知れ』
    とか有名。

    気になる翁がいて、その方の教訓歌が読みたくって、でも一編しかなかった。
    武将の教訓歌というか辞世の句が多い気が。
    当たり前っちゃ当たり前だけど、
    出陣のたびに辞世の句作ってたんだよなあ。

    解説も丁寧で、知ってる教訓歌が多くても、理解を深められてよかった。

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