- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877712747
感想・レビュー・書評
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キーセンテンスの抜粋
・富豪の援助が社会にもっとも役立つ分野は、奨学金制度のように、人々が高いところに登る足場を造ることである。
・新しく考案されたものを実用化することによって、旧来の社会が混乱することは避けられないことである。旧式のために、社会に与える利益の少ないものは、おのずから駆逐されて消滅するのが自然の理である。反対の声が旧社会に継続したとしても、そのために社会の発展が逆転することはないのである。
・どんな善良な人も、相手の承諾なしに、その人を支配することは許されない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分にはまだ少し難しかった。半分ぐらいしか理解出来なかった。
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富は青年にとって禍であり貧困は青年にとって幸いである
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73富の福音 カーネギー
巨額の富の処分方法
1遺族に残す
2社会公共のために遺贈
3自分の生存中に、自らの経験を生かして公共のために運用→人々が高いところに登る足場作り
・乞食に25セント与えたとしても、その使われ方は知らないとダメ
鉄鋼王
・余剰の富は社会のために運用すべし -
前半部分は富める者の心得やあるべき姿について述べられています。
後半部分は執筆当時におけるアメリカという国について。こちれはどちらかと言うと歴史学的な内容です。これはこれで興味深いものでした。 -
1章と2章の内容は必読。
「経営者ってなんで桁違いの給料もらってるんだろ?」
っていう素朴な疑問への1つの答えが書いてある。
こういう考え方が根付いているアメリカって国は、そりゃ経済的にも強いよね・・・って感じ。
他の章は執筆当時の社会への苦言提言なので、読まなくていいかな・・・。
「貧しさが脳力を育む、進歩を生む、
だから貧しいことは恵まれている」っていう考え方はいいなーと思った。
うちも貧乏だけど、ある意味、恵まれてたのかな・・・と希望が持てた。笑 -
【2015/6/24】
紹介者:米山勝規
レビュー:米山
「カーネギー」をググると著名な二人がでてくる。
「デール・カーネギー」と「アンドリュー・カーネギー」だ。
この著者は後者で、有名な「カーネギーホール」などの施設を建てた人。
彼が呈する「富を持って死ぬ者は真に不名誉である」という言葉が深い。
この本に出会って、「富」に関する概念が一変したのを覚えている。
持てる者はなにをすべきか、持たざる者はなにをすべきか。
人生に一つの答えを与えてくれる一冊。 -
同意できるのは2点「富を持って死ぬのは不名誉」「子孫に美田を残すのは愚行」。回想録や他の提言にはあまり普遍性を感じない。
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本田健さんのおすすめ本とことで、初めてカーネギーの本を読んでみました。
100年以上前に書かれた本になります。
感想としては、カーネギー自身の成功までのステップが、読み易く書いてあり、楽しく読めました。
ただ後半部分が当時のアメリカの軍事についての話のため、あまりにも興味がなかったので読み飛ばしてしまいました。