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- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784878933981
作品紹介・あらすじ
フリーメイスン、薔薇十字団など多様な形態を通してヨーロッパ精神史に多大の影響を与えたユダヤ神秘主義の奥義=カバラの伝統破壊的偉力を斯界の碩学が解明する。ユダヤ神秘主義の奥義。
感想・レビュー・書評
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「カバラ」というとかなりオカルトな印象があるけど、そうじゃなくてそれなりにアカデミックな研究を読みたいと思って借りた本。
読むのに骨は折れたけど、それに報いる価値はあったかな???
5章あって、それぞれ独立した論文になっている。
そのなかで「宗教現象としてのニヒリズム」がおもしろかった。
ニヒリズム(既成概念の否定)は、「内」にむかえば自分の感覚や価値観を解体する禅や仏教に繋がる。
しかし、「外」にむかえば権力に対する抵抗になり、アナーキズム(無政府主義)に繋がる。
へー、なるほど。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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