- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879191830
感想・レビュー・書評
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零の幼さが目に付く。
ストーリー自体は良いのだけど、恋愛部分はあまりに二人が幼すぎて不安しかない。
一貴の設定を精神的に大人にしておくか、むしろ恋愛要素が無い方が納得して読めたかなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あーーー、つらい。センセイと零の関係性がとても好みでぜひ続編は読みたいんだけど、とにかく悲しかった。
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霊の記憶が見える女子高生×人でなし教師の開示型ミステリー
高校教師としてそつなく日々を過ごす鈴宮一貴の
クラスには、如月零という奇妙な生徒がいる。個
性的な風貌で浮いた存在の彼女に一貴も当たり障
りなく接していたが、ある日慌てた様子の零にぶ
つかった時に「この変態!」と罵られる。更に
他人には知りえないはずの一貴の元カノのことを
言い当てて零は逃げ去ってしまった。
その後、零が取り乱していたのは彼女の中学時代
の友人が亡くなったからだと知った一貴は零を告
別式に連れて行くが、式場で何かを「見た」零は
その場で倒れてしまい――。 -
いやぁ、面白かった。久々に睡眠時間と読書時間のどちらを取るかで苦悩した。
いかにも人を寄せ付けませんって顔した表紙の二人が近づいていく様に、部外者として思わずニヤニヤ……。彼らのような人が誰か特定の人物にほだされていく過程は見ていてこっちまで癒される。
ミステリ面は、本格派と言えるタイプのものではないだろうけど、二人の距離感を味わえた身からすれば不満なし。次巻を買いに行かなくては。