- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879191908
作品紹介・あらすじ
藤岡珠美は祖父の喫茶店「ルパン」を継ぐため、昼は製菓学校に通い、帰宅後は店でアルバイトをしている。店に入り浸る『先生』こと小説家の高峰昴にからかわれながらも修業していたある日、近所の時計店が強盗に襲われ、その翌日には珠美の親友・佳代の家に空き巣が入ったと聞く。佳代の家から盗まれたものが、彼女の祖母の宝物ではあるが特に価値はないオルゴールだと聞いた先生は佳代の家に行ってみたいと言い出す。最初は渋っていた珠美だったが事件は意外な謎に繋がっていき-。小説家が解き明かす時を超えた恋と謎。
感想・レビュー・書評
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55年前の資産家宅強盗事件に端を発する盗難事件のお話
探偵役は作家さんで、助手は喫茶店マスターの孫娘で製菓学校に通う女の子
いくら幼馴染だからって警察が捜査情報を漏らしすぎ、一般市民の意見を取り入れすぎ、聞き込みが杜撰すぎ、犯人の自供を得ておきながら金塊を見つけられないって間抜けすぎと色々とツッコミどころはあるけど、所詮はフィクションだからねぇ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
謎というにはあまりにしょぼい謎なので、むしろそこをなくして違う要素を入れたほうが良かったように思います。
軽いノリで気軽に読めるけど、全体的に拙い印象。 -
たまみんかわいい。慶司くんと先生の絡みも好き。息子たちのやらかしはさすがに考え無しだなぁと思う。親のせいで嫌な思いしてきたのに、結局我が子に同じ思いさせるのか…というやるせなさ。
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小説家が解き明かす、時を超えた恋と謎
藤岡珠美は祖父の喫茶店「ルパン」を継ぐため、昼は製
菓学校に通い、帰宅後は店でアルバイトをする専門学生。
店に入り浸る小説家・高峰昴にからかわれながらも平和
に修業していたが、ある日、近所の時計店が強盗に襲わ
れ、その翌日には珠美の親友・佳代の家に空き巣が入っ
たと聞く。佳代の家から盗まれたものが彼女の祖母が大
切にしていたものの資産価値はないオルゴールだと聞い
た昴は佳代の家に行ってみたいと言い出す。最初は渋っ
ていた珠美だったが事件は意外な謎に繋がっていき――。