- Amazon.co.jp ・本 (902ページ)
- / ISBN・EAN: 9784879197139
作品紹介・あらすじ
約30年の歳月をかけて、英国の魔術師に師事し、幾つかの海外魔術団体と交流しながら、体系的に魔術の学習を行い、そして魔術の実験を繰り返し、個々の実践内容を検証し、海外の魔術師たちに比肩する"知"と"わざ"を身につけた著者が魔術のノウハウを全面開示する。
感想・レビュー・書評
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初心者卒業コース
(基礎を見直しつつ応用範囲を広げたい人に最適)
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オンライン版より記述が洗練されてるのかな。
校正はご自分でおやりになったようで変なページがありましたw
とくに下巻が儀式中心でおもしろいです!序盤の魔術結社の動向についても面白かったです。
今は上巻を実践してIOS入団を認められるように頑張ってみようかな、って思ってます。
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脚注が一杯あると思うんだけど、気になった本はタイトルとかググルといいよ。学術論文をはじめけっこうネットで読めるから。
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日本語の本だと選択肢が少ないから、みんな、ひとまずアレを奨めてるのだと思うよ。
大は小をかねるというし、あれをやれば体力付くのは否定できないから。
ただ、学問としての魔術なんて強調しているのは、世界を見ても秋端さんぐらい。
スカラーマジシャンといわれる大英博物館の手稿とかを調査研究する修士博士号持ちマジシャンも世界にはいるけど、そんな人の本と較べても、秋端さんのアプローチは独特です。
あと、リフォルマティオの上巻を見ると多分ひくと思うけど、 LBRPや課題瞑想とかだけしっかりやって、 サイコドラマとかの精神療法の話、マニアックなカバラ、プロベッショナーにやらせるのはどう考えてもおかしい高度なアストラル関係の技法はひとまず流し読みして、頑張ればいいと思うよ。
そのあたりは古い第一講義文書になかったらしいし。
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タロットが講座で出てこないのは、建前上プロベイショナー用っちゅうことと、
昔のホルスの槍のあるコメントからすると秋端さん自身がタロットを多分好きじゃないからだと思う。
ひょっとしたら、パスの位置関係とかから論証するナイトとかの魔術的な生命の木の解説も嫌いなのかもしれない。
あの人の書いた本にその手の解説を見たことないし、趣味がご存知のように、ラビの書いた文献に基づく本格的カバラだから(笑)
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知識源としては間違いなく一級品なので全部読めばいい。特にLBRPに関係してるところを重点的に読んで、やる。後は魔法入門とか。それからタロットとシジル。
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リフォルマティオの価値ってどう高く見ても3800円くらいだろ
この値段は編者5人くらいの辞典くらいで許される。ちょっとボリ過ぎだわ。世の中の本業研究者達がキレるぞ
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さすがに3800円以上の価値はあると思う。
普通の本なら3冊分の分量はあるし、4000円の本を3冊買ったと思えば、
妥当な値段かもしれないよ。
あと、市井の研究家だから、公的補助も受けず資料代も自腹だろうし、
事実上の自費出版と予想されるので、アレぐらいの値段じゃないと
出版費用がトントンにならないんじゃないかな?
自称IOS元団員からの伝聞だけど、改訂前の講座は出版費用がトントンどころか
アカだったらしいし、値段については勘弁してあげて(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本で魔術を学ぶ唯一の利点とも言われる、屈指の入門書の復刊です。
今ではネットでも読める I∴O∴S∴の入門用テキストのため、書籍のサイズから来るお値段の高さから、基本的には、本の形で欲しい人向けです。
以前に比べて、サイズは一回り小さいですが、厚みは約2倍で、改訂に伴い、著者曰く文量5割増しの加筆修正がされています。
(あと、ネットの2008年版からの加筆修正もあるみたいですよ)
ただ・・・入門書として考える場合は、情報量が多ければいいってわけでもなく、逆にわかりにくくなる可能性もあるため、一抹の不安もっ
そういえば、身内用小説の「天使由来」の出版って、これがあってのことですか?