空気の授業

著者 :
  • ジャパンマシニスト社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880493329

作品紹介・あらすじ

1 限目 地域名のない公害
そんな病気は本当にあるの?
2 限目 日常を科学的にみる
食料・水・空気と化学物質
3 限目 実験、調査の意味
シックハウス症候群と指針値と規制
4 限目 暮らしに活かす
1万種類の化学物質とどう折り合うか
5 限目 ゆえに、深く知ること
特定測定物質のトータルVOCと被害
6 限目 暮らしを問う
身近で微量で危うい物質
1検出しにくいイソシアネート類
2効果の持続が問題な殺虫剤
3洗剤、柔軟剤の香料物質
質問の時間
Q1 どうしたら、室内の空気を守ることができますか?
Q2 自宅の空気を集めてどこかに計ってもらうことは実際に可能ですか?
Q3 こどもの健康を考えて、床はコルク、壁もできるだけ杉材を使って施工をしました。なにか問題が出る可能性はありますか?
Q4 イソシアネートを原料とするウレタン塗装の食器や箸で食事をして大丈夫でしょうか? 空気は鼻から入りますが、口から入るものと、鼻から入るものの影響はちがいがあるのでしょうか?
(目次より)

感想・レビュー・書評

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  • 非常に平易に室内空気にある化学物質の健康リスクについて説明されている本でした。本の帯にもある人は1日食料2kg、水2リットル、空気15 kgの体内摂取をしている。今日本では、食べ物、水には、気を使う人が増えたが、空気にはどれほどの人が気を使っているだろうか?匂いの持続を謳った柔軟剤や洗剤には、芳香剤がマイクロカプセルの形で使われ、pm2.5と同じリスクがあることを初めて知った。

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著者プロフィール

柳沢幸雄 工学博士。東京大学名誉教授。元ハーバード大学大学院准教授・併任教授。シックハウス症候群、化学物質過敏症研究の第一人者。現在、開成中学・高等学校校長。

「2019年 『空気の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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