おそい・はやい・ひくい・たかい No.79 香り、化学物質で苦しむお友だち

  • ジャパンマシニスト社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・雑誌 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880495798

作品紹介・あらすじ

食品添加物、農薬(殺虫剤)、医薬品、洗剤、
化粧品、塗料、接着剤、ワックス、衣料用防虫剤、
住宅の建材や家電製品・家具などなど。
日々の暮らしのなかに合成化学物質があふれ、
直接・間接的に私たちの身体に取りこまれている。
世界中で約10万種。うち日本では、数万種の
合成された化学物質が使われているという。

化学物質の影響による「化学物質過敏症」という病。
悩んでいるのは、現在100万人ほどと推定される。
学校で発症のきっかけとなる「シックスクール」で
被害を受けている子どもたちも増えている。
それなのに、自治体も学校も、社会の問題としても、
本気でとりくむ姿勢がまだ見られないのが現実。
大人はもっと関心をもって、解決に力を注いでいかなければ。
せめて、香料など、避けることができるものだけでも見直したい。
「気のせい」とかたづけず、目の前にいる、
苦しむ子どもの訴えをしっかり聞き、真剣に考えたい。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 市民系の雑誌だと思うけど、感情的にならずに専門家に問う形で、客観的かつ科学的に問題を捉えようとする姿勢に好感が持てます。
    自分も化学物質安全の専門家だけど、少し無闇に化学物質を使いすぎだと思ってます。もう少し上手く化学物質を使える世の中になると良い。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

富山 洋子(とみやま ようこ)
1933年岡山生まれ。
1974年、東京・世田谷区において、原発建設反対を掲げ「旧料金で電気代を払う」運動を、「消費者運動」として展開。現在、日本消費者連盟の顧問を務める。

「2019年 『おんなたちは鬼になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

富山洋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×