岐路に立つ指定管理者制度 変容するパートナーシップ (文化とまちづくり叢書)

  • 水曜社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784880654638

作品紹介・あらすじ

2003 年に施行された指定管理者制度。
同制度で成果を上げてきた文化施設、上手く活用し地域社会との協働体制を構築している自治体と、成果を上げる事が出来ない文化施設、自治体の差はどこにあるのか。

 本書では主に文化施設の管理と運営に焦点を当て「ハコモノ」行政から転じていかにして施設を活用するか、コストダウンの手法と捉えられがちな指定管理者制度の本質を問いかける。同制度実施後の10 年余を振り返り、行政と民間におけるパートナーシップの変容を明らかにし、自治体文化財団の生き残り策、民間企業や非営利団体の参入の経緯などを浮き彫りにしながら、指定管理者制度と文化施設、文化行政のこれからを描く

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:318A/Ma81k//K

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著者プロフィール

公立大学法人静岡文化芸術大学文化政策学部/大学院文化政策研究科教授。早稲田大学教育学部地理歴史専修卒業。同志社大学総合政策科学研究科博士課程(後期課程)修了。博士(政策科学)。専門は自治体文化政策。文化を活かしたまちづくりに関心があり、国内外で文化の現場を調査している。読売新聞記者、支局長、県立高知女子大学(現・高知県立大学)教授を経て現職。文化と地域デザイン研究所代表。日本アートマネジメント学会会長、日本文化政策学会理事。単著に『芸術創造拠点と自治体文化政策―京都芸術センターの試み』『官民協働の文化政策―人材・資金・場』『日本の文化施設を歩く―官民協働のまちづくり』(以上、水曜社)。単独編著に『岐路に立つ指定管理者制度』(水曜社)、『文化で地域をデザインする』(学芸出版社)。共著多数。

「2021年 『はじまりのアートマネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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