グリーンネイバーフッド: 米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた
- 繊研新聞社 (2010年8月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881242339
感想・レビュー・書評
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思ったよりも難解
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近年、適度なコミュニティ感を持ち、衣食住の全ての面で高い評価を受けるポートランドが、どのように都市計画を作り上げ、今のような街づくりに至ったかを、豊富な写真や関係者のインタビューによりまとめたムック本。
本書ではポートランドを”Green Neighborhood”(環境共生時代の新しい都市生活像)と名付け、その特徴を以下の3点から説明する。
・Urban Neighborhood(郊外ベッドタウンに替わる都心居住者の近隣関係。職住近接、アイディアとハプニングの震源地)
・Creative Thinker(常識や慣習を疑う度量と領域を超えてアイディアをつなぐ技能を併せもつ者たち)
・Eco Epicurian(都市同様に自然を好み、都市をベースに全体性(グローバル)を想像できる、舌の肥えた快楽者たち)
特に都市設計において面白いと感じたのが、”ウォーカブル”というコンセプトである。住民の多くの発言にも頻発するこのコンセプトは、あえて住民が快適に歩けるように、道路や街区の設計を工夫している点に表れている。実際、アメリカの一般的な街区は一辺が400フィート(122m)で構成されていることが多いらしいが、ポートランドでは半分の200フィート(61m)で構成されている。
このため、住民は単純に歩きやすく、かつ歩いているうちに風景が頻繁に変わるため、歩くことに楽しみを覚え、苦痛を感じることが減る効果が得られるという。つまり、テクニカルな都市設計によって、住民の行動を変容させようとするアフォーダンスの思想がここには反映されている。
何よりも海も近く海産物も美味しいエリアであり、アメリカでも最もハイレベルなレストランが揃っているといわれるポートランド。近いうちに必ず訪れてみたい。 -
ポートランドシリーズ
写真豊富、マーケットやモールなど幅広いイメージ掲載 -
今している仕事を通して、
どんな街を作りたいか。
クリエイティブに持続可能に、
楽しんで。
この実行力とキレキレっぷり、
同い年として焚きつけられちゃうんだよな。
江別市議会議員
編集者
北海道ブックフェス(旧札幌ブックフェス)初代実行委員長
堀直人さんが選んだ一冊は
「GREEN Neighborhood/吹田良平」
やっぱり同じ感覚を持っている
FM e-niwaパーソナリティ白崎亜紀子さんが「この本は亜美ちゃんがもっておくべき本」とくださったプレゼントでした。
米国オレゴン州ポートランドがイケてる理由。
民間、行政、住人が三つ編みのように都市再生させた注目の事例。
それがパールディストリクト地区。
世界的に「住みたい街」ランキング上位にいつも食い込んでます。
この目で見てみたいな。 -
請求記号 518.8/Su 52
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ポーランドのイメージ。
旧来型の 都心or田舎でなく その中間のような感じ
車がないと生きてけないところよりも
歩きと自転車でやっていけるところがいい
自分の存在を無にしながら生活するところよりも
繋がったり自由になったり 柔軟な生き方がいい
ハプニングを楽しみ 受け入れる価値観ってすてき -
まちライブラリ@大阪府立大で立ち読み。シブヤ大学の松岡さんの植本を拝読。
ポートランドってなぜこんなに創造的で持続可能な都市を創り上げたのかを多くの写真と取材をもとに書いている。
是非読みたい!が、今日は事務局がお休みで借りられない。
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情報誌として。ポートランド行きたくなった。
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オレゴン州ポートランドがイケてる理由。
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ポートランドのパールディストリクトというまちを知るきっかけとなった本。
それだけで読んでよかった。