大学生、限界集落へ行く: 「情報システム」による南魚沼市辻又活性化プロジェクト
- 専修大学出版局 (2016年8月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881253083
作品紹介・あらすじ
都会の大学生は、集落の住民に何をもたらしたか。学生と住民との交流、活性化活動の本音を、学生の「生」の声で綴る。
感想・レビュー・書評
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専修大学経営学部森本ゼミナールの学生による、新潟県南魚沼市辻又集落の活性化プロジェクトの記録。
活性化プロジェクトを追体験できるような内容で面白かった。単なるICTにとどまらない「情報システム」という概念が興味深かった。
本人たちも認めているように、学生によるプロジェクトにはどうしても限界があるし、活性化プロジェクトのゴールを「集落住民が活性化に対してやる気を出し、前向きな気持ちになること」とするなど、ある種の「上から目線」が垣間見られることなど、この種のプロジェクトには問題も少なくないが、それでも、学生と課題のある地域集落との交流プロジェクトには、地域にとって意義があるということを感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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