ザ・マネ-: 世界を動かす“お金”の魔力

著者 : アンソニー・サンプソン 小林薫

• テレビ朝日 (1990年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は金と人間についての本である。金がいかに世界中で爆発的に暴れ回り、世界各地に大きな影響を与えたか描き出したものである。経済学的考察というよりも、人々はなぜ金を欲し、どのように使い、また、金が人々をどのように変化させ、世界を1つに結びつけたか-その背景と動因についての解明である。

感想・レビュー・書評

[office4690さんの感想 · 2015年2月5日]

　全能の拝金教に対して世界が血道をあげている姿は、他のこれまでの在来の宗教が心配してた遠い将来には関心が無い点で鮮明に異なっている。そして金の追求に世界の人々が相変わらず熱狂の度をたかめている･･･（P49）死後の世界に自身の幸福を託すよりも、現世で快楽を求めるこを優先する現代人は地球の資源を食い尽くすのだった。そして愚かな人類は滅亡する。

[tkdlabsさんの感想 · 2013年6月20日]

原題はThe Midas Touch 金の魔力を追って興味深い