- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881818220
作品紹介・あらすじ
緊急用やアウトドア、ちょっとした居室の電気を賄う太陽光発電システムなら、パネルやバッテリー、その他付属システムを合わせても、いまや5万円程度でも製作できる。そんな、できるだけ自分で組み立てて「自分の電気生活」を実現してみたいという人に基本を教える。-さらに、もっとエコな発電や模型工作で使える太陽電池そのものを作ってみたいという人に、究極の自然派電池「色素増感太陽電池」の作り方まで伝授する。
感想・レビュー・書評
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太陽光発電はすでに川崎にメガソーラーが建設されるなど、商業ベースでは動き始めたこともあるようですが、太陽光発電を自作でまかなうことはできるのだろうか。
この本では太陽電池による独立電源を自作している。これを通して太陽光発電システムについて、基礎的な知識を学ぶことができるだろう。
また、この本の大きな目玉の一つは色素増感太陽電池である。ここで取り上げている太陽電池の製作はなかなか手ごたえがあり、また完成しても決して実用になるものとは到底いえないが、特に自由研究や理科クラブなどの課外活動では非常に貴重な経験になるのではないだろうか。
これから太陽光発電について実践を通して学んでみたい方、従来の通り一遍の理科実験本や理科実験キットに飽き足らずワンランク上の理科実験本を求めている方にお勧め。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
基礎的なことから実際の太陽光パネル(色素法)の制作まで分かりやすく解説。
原理原則が理解できる内容である。
実際、パネルを購入して制作するがんばろう1号もあるが、結局は電力の必要性からでないと設計は難しい。
この本を読んで、早速ではあるが、実際に自宅一件分の電力の安定供給を考えたときの電力発電および蓄電池の必要量など計算してみることにした。