- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881818251
感想・レビュー・書評
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エロゲシナリオの作り方をざっくりと知れた。
中でも、
エロゲに限らず娯楽作品のリアルとリアリティは違う。大まかに定義すれば、リアリティは「ありそうだな」と思える現実感であって、決して現実ではない。だから、現実感にはありえないことでもいいわけで“どう納得させるか”が大切。
小説とエロゲの違いとして挙げられていた「エロゲでは身体的な特徴を描かない。エロゲはテキストと一緒にキャラクターの立ち絵が画面表示されることが前提だから。」がわかりやすい。エロゲでは、キャラクターのセリフに身体的な特徴を入れ込むことが重要。
目的と見せ場の関係性(処女喪失のシーンなら目的は「処女喪失」で見せ場は「破瓜の瞬間」になり、フェラチオのシーンなら目的は「ヒロインが口奉仕で主人公をイかせること」で見せ場は「射精に至るまでの過程」)をきちんと作り、エロいシーンで何をしたいのかはっきりさせることでエロいシーンがエロくなる。
3点リーダー「…」ならぬ6点リーダー「……」や「!」の使い方、大きい「あ」や小さい「ぁ」によって感じ方の創意工夫ができ、喘ぎ声の表現の幅が広がる。
が、印象的だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
新しい世界が知れた。チュパ音は3点リーダでタイミングを区切るとか、目からウロコ。もう少しノウハウが欲しかった。
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頭の部分を読んだときは、この本を買って正解だったと思ったが、読み進めて唖然。
人生で二度目のゴミ箱行きへと相成りました。 -
どんなシーンに何kB割り振るかとか、絵師や声優への指示書きのし方とか。ビジネス書だ。