本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784881821572
感想・レビュー・書評
-
臨済録にます出会うまでずっと、無とはいわゆるトランス状態、時間と空間、主体と客体の区別を失い、世界との合一を感じることであり、さらにその神秘体験が世界の見方に作用した状態が悟りだとイメージしていた。そのための坐禅や瞑想であり、修学だと。
初読当時のメモによれば、高校生の時にムルソーによって意識化された問題、この目の前に存在しているはずの世界の現存に並行して、現実感を感知し得ない空虚さへのアプローチの方法が、この臨済録にはあると感じたこと、自分の内と外をよく観察し、行い、言葉、心の働きに没頭し、存在とのタイムラグをゼロにすることが無ではないか、と予感している自分がいる。
四年前の夏のことだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んだからといって理解できた訳ではないが、思うにこの本のキーワードは「主体性」。
友人に一冊あげたけど、サッパリ分からなかったらしい...あらら~。
全3件中 1 - 3件を表示