カカオ

  • 彩流社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882027201

作品紹介・あらすじ

ブラジルの国民的作家が、蜜したたる北東部のカカオ園を舞台に、園主と労働者の対立と葛藤、売春婦のすさまじい生き様など猥雑ながら素朴に生きる人々の生活を描き、世界的名声を獲得したアンガージュマン文学の傑作!
 アマードの死(2001年8月6日)によってブラジルは、バイーアを再発見し、ガブリエラ、テレーザ・バチスタ、ドーナ・フロールの如き人物に代表される妖艶さや官能性を通じて世界にその地を紹介した作家を失うこととなった。何故ならそれは、現実のものとは思えぬ見事な黄金色をしたカカオの香る、自らが生まれた土地の南バイーアを、゛全聖徒湾 ″で名高き黒いローマ、すなわちサルヴァドールの住民と文化を、彼が高らかに歌い上げているからである。」(「解説」より)

感想・レビュー・書評

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  • 読みたくない気持ちのまま、読む。この間チョコレートを食べられず。

    誤植が多い!翻訳の段階からか?

    カカオはまるで大地母神のよう。金持ちになりたいわけじゃない。怒り。甘い香りの甘くないココア。絶望ではない、諦めでもない。

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