古代遺跡と神山紀行: 遺跡の本質・祖霊信仰・神山のルーツをたずねて

著者 :
  • 彩流社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 0
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882027836

作品紹介・あらすじ

日本全国の縄文・旧石器遺跡500ヶ所と中国・韓国の古代遺跡を実地踏査!
古代遺跡の正面には必ず三角形の神山がある──。その仮説を証明すべく、両脚大腿部切断というハンデを負った著者が、両足に義足を装着、松葉杖を支えに、手動式改造自動車を駆って、北は北海道から南は沖縄まで、縄文・旧石器遺跡500ヶ所以上を踏査。あるときは杖もつけない崖を岩や木の根・草の根につかまり、はい上がりながら、調査を続けた。そして、神山信仰は日本に独自に発生したのではなく、大陸から伝えられたものだという確信から中国・韓国まで足を延ばし、十数ヶ所を調査、事実であることを突き止めた。本書は、その調査過程と結果の報告であると同時に、「遺跡が何故そこにあるのか!」という必然性を証明し、考古学界・古代史界への新しい“挑戦状”を突きつける。

著者プロフィール

井上書都羅(いのうえ・かつら)
昭和9年 熊本県天草本渡市に生まれ。 独学で「大検」合格。
昭和27-57年 海上保安庁・ 海上保安官。34年 巡視艇爆発、両脚切断。
昭和42年 車の免許取得、翌43年施設訪問全国一周。以後、福祉活動、ボランティア活動に従事。
著  書 体験記『やればできる』(講談社 1970年)
     『別府温泉入門案内』(1985年)
     『銅鐸「祖霊祭器説」─古代の謎発見の旅』(彩流社 1997年)
現  在 古代史、考古学、民俗学研究

「2003年 『古代遺跡と神山紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

井上香都羅の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×