海山

著者 :
  • 市井社
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  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882080725

作品紹介・あらすじ

詩歌、とくに五行歌は自分自身を作っていくこと、という著者の主張が、作品としてこの歌集に篭められている。宇宙、自然、人、異性、世に対う著者の思いの鋭さ、直截さが、光ることばとして、訴える!五行歌創始者、草壁焔太のこの十年の珠玉の歌、四一六首。

感想・レビュー・書評

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  • 五行歌創始者、草壁焔太のこの十年の珠玉の歌、416首。

    詩歌、ときに五行歌は自分自身を作っていくこと、という著者の主張が、作品おつぃてこの歌集に籠められている。行くいい。自然、人、異性、世に対著者の思いの鋭さ、直截さが、光ることばとして、訴える!

    自分の
    心でしか
    計れないなら
    心を美しく
    するしかない

    海山よ
    私が会うために在ったのか
    君らが私を
    生んだのか
    美しい青と緑     焔太

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著者プロフィール

1938年旧満州大連市生まれ。1947年(9歳)小豆島に引揚げる。
1956年(17歳)前川佐美雄の『日本歌人』に入門。1957年(19歳)五行歌創始。
1961年東京大学文学部西洋哲学科卒。ライター編集などをしながら詩歌の活動に専念。
1982年、詩歌運動の拠点として出版社市井社を創立。
1980年代終り頃から本格的な五行歌運動開始を決意、1994年「五行歌の会」を創設、月刊『五行歌』を刊行、23年間の活動で五行歌は50万人の愛好する詩型となっている。現在150に及ぶ支部歌会が各地での五行歌拠点となっている。
 五行歌の会主宰。著書は「石川啄木─天才の自己形成」など文学評論、翻訳など多数。五行歌集は『穴のあいた麦わら帽子』『心の果て』『川の音がかすかにする』『海山』、五行歌論書は『もの思いの論─五行歌を形作ったもの』、五行歌解説書としては『飛鳥の断崖─五行歌の発見』『五行歌入門』(東京堂出版)『すぐ書ける五行歌』『五行歌 誰の心にも名作がある』がある。※出版社の記載のない書籍はすべて市井社

「2021年 『五行歌秀歌集4 ’16~’20』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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