リチウムイオン電池物語: 日本の技術が世界でブレイク

著者 :
  • シーエムシー出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882318347

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  • 紫綬褒章受賞者 吉野彰が語る「発明」について。発明にまつわる、苦悩、工夫、楽しさ、喜び。この本が語るのは、たしかにリチウムイオン電池であるがその内実はもっと深い人間力にある。

    たとえば、「100万分の1の確率」
    けど、それは10個の選択肢10回連続させるだけの話。一億二千万人の人がチャレンジすれば、120人はとっぱできる。八億個よにでまわれば、800個は該当する。その程度の確率。

著者プロフィール

1948年生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了、大阪大学大学院工学研究科博士(工学)取得。1972年、旭化成工業㈱(現・旭化成)に入社後、技術畑を歩み、ガラス接着性フィルム、リチウムイオン電池などの研究開発に携わる。2017年7月、名城大学大学院理工学研究科教授、10月、旭化成㈱名誉フェローに就任。
2004年、リチウムイオン二次電池開発の功績により紫綬褒章、2014年、全米技術アカデミーのチャールズ・スターク・ドレイパー賞、2019年、ノーベル化学賞受賞。同年、文化勲章を受章。

「2020年 『別冊NHK100分de名著 読書の学校 吉野彰 特別授業『ロウソクの科学』』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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