世界に一つだけの日本サッカ-: 日本サッカ-改造論

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  • 出版芸術社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882933892

作品紹介・あらすじ

なぜ勝てない?なぜ観ていて面白くない?どうしたら世界の"壁"を越えられる?その答えを求めて…さあ、日本人よ世界に誇るサッカーをしよう。

感想・レビュー・書評

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  • 2010年、南アフリカW杯前に、それまでのサッカー日本代表の歴史を振り返りながら、日本代表についての強化論の私見をまとめた本だといえる。どちらかといえば、入門書的な位置づけだなと思う。

    日本代表は強みを弱みをもっており、強みはアジリティ(俊敏性)とテクニックであり、逆に弱みは、目的なく、ボールをはたいてしまいがちだったり、ゴール前の冷静さなどがないことである。

    これらを箇条書きなどにしてまとめているので、わかりやすいのではないだろうか(個人的には類書を読んでいるので、繰り返しが多かった)。ともあれ、歴史を見ながら検証し、未来に対して方向性をもつことは大切である。○○ジャパンという名前になると指導の方向性がぶれてしまうのも、日本のお家芸なのかと考えてしまった。

    このような検証の上に、ザックジャパンにはブラジルでは活躍を期待したい。

  • 2010年W杯直前の本。W杯需要でこういう本が出ると、予想ももちろんついてくる。
    そこに載っている内容で著者のサッカー感や信用度がわかる。
    もちろん、結果を正確に予想することはできないけどその予想に至ったプロセスを紐解いていくと面白い。

  • 日本サッカーの落としどころが、とても良くわかる
    これから向かう先を照らす一冊

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著者プロフィール

スポーツライター。1968年、神奈川県生まれ。『Sports Graphic Number』などのスポーツ誌で様々なスポーツノンフィクションを手がける他、海外サッカー、Jリーグ中継の解説も務める。J1・大宮アルディージャの公式ライターの一人でもある。著書に『低予算でもなぜ強い? 湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地』(光文社新書)など多数。

「2017年 『必ず、愛は勝つ! 車イスサッカー監督 羽中田昌の挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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