仁木悦子長篇アラカルト 1(晴の巻)

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  • 出版芸術社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784882934141

作品紹介・あらすじ

気ままに生きる好青年江見次郎が、偶然に幼女ミチルを押しつけられながらも、晩秋の東京に殺人者を追う叙情豊かな傑作長篇「枯葉色の街で」。戦争の爪痕が20年後に悲劇を生む単行本初収録の中篇「炎いろの記憶」、幼稚園児が描いた絵が謎を呼ぶ「空色の魔女」見知らぬ老人から届いた招待状から始まる恐怖の復讐劇「赤と白の賭け」!いずれも本格の骨格を備えた推理小説全4篇。プラス著者自身による貴重な作品ノートも収録。

感想・レビュー・書評

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  • 仁木悦子作品、初めて読みました。和製クリスティと呼ばれるのも納得です。しっかりとしていて、とても読みやすく、優しい文体だなと思いました。とても面白かったです。

  • 没後25年、仁木悦子作品がハード本で再度出版された嬉しい企画。
    仁木悦子作品といえば、仁木凸凹兄妹コンビ、探偵三影潤、新聞記者・吉村駿作、櫟ファミリー(櫟健介と妻・知子、息子・究介)、翻訳業・砂村朝人など多くのシリーズがありますが、本書はそれ以外の長編「枯葉色の街で」「炎いろの記憶」「空色の魔女」「赤と白の賭け」の4編を収録。

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著者プロフィール

1928 - 1986。小説家。ミステリーや童話を手がけ、1957年に長編デビュー作『猫は知っていた』で江戸川乱歩賞を受賞。明快で爽やかな作風で、「日本のクリスティー」と称された。1981年には「赤い猫」で日本推理作家協会賞を受賞。無類の猫好きとして知られる。

「2023年 『不思議の国の猫たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

仁木悦子の作品

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