- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883172900
感想・レビュー・書評
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【内容】
序章 黙示録の時代背景
第1章 エノク書
第2章 ダニエル書
第3章 バルク黙示録
第4章 第4エズラ書
第5章 ヨハネの黙示録
第6章 人と神の交渉史
付録 ユダヤ教・キリスト教を知るためのキー・ワード
参考文献
黙示録に興味を持っているが、他の黙示録を紹介した本は高かったり怪しかったり一般向けでなかったりするが、今作は手頃な値段で、中立の立場で初心者にも分かり易く書かれていて、とても貴重だ。ユダヤ教やキリスト教の背景がよく理解出来る。
『第6章 人と神の交渉史』では、ユダヤ教やキリスト教だけじゃなくて、精神世界全般について触れられていて、「神や宗教とは何か?」といった根源的な事まで考えさせられる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まじめな黙示録ということで、けっこう、今までいろいろと謎なことがわかっておもしろかったです。
特に、黙示録がどうやって成立したかという部分と、どうやって、聖書のなかに取り入れられていったかという部分は、なかなかに楽しかったです。
エノクの書とかは、なかなか、普通の聖書にも載ってないことが多いので、今回、内容をおおざっぱに知ることが出来たのは、収穫でした。
けっこう、気になっていたので。
エノクといえば、平井 和正ですから(笑) -
気合を入れて一気に読んだ。旧約聖書や新約聖書に出てくる黙示録についての本。新約聖書のヨハネの黙示録について読みたかったので読んだ。が、他の黙示録の話も面白かった。ただ世界史が分からないとちょっとしんどい。
2009/11/23