- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883173112
感想・レビュー・書評
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・シュメール神話における神々は「アヌンナキ」と総称され、彼らはしばしば天上に集まり、世界や人間たちの運命を話し合ったとされています。その最高神はエンリルという風と嵐を司る神で、イナンナの祖父に当たります。このエンリルから月神ナンナル、太陽神ウトゥが生まれ、ナンナルの娘としてイナンナが生まれたのです。
・イシュタルの原型もシュメールのイナンナですが、シュメールとまったく違う民族であるはずのアッカド人たちは、ほとんど神格を変えずに崇拝していました。イシュタルも、イナンナと同じく戦争と愛と豊饒を司っています。
・物語として、ペレの神話はオチもなく意図不明に思われるかもしれません。しかし、地質学的にみると、これは古代の火山活動を記した貴重な資料として高く評価されています。ペレの移動の順番は、ポリネシア地方の火山活動と一致しているのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「Truth In Fantasy」シリーズの1冊です。世界のさまざまな神話に登場する女神たちのプロフィールをまとめています。
彼女たちの特徴や性格を示すエピソードが分かりやすくまとめられており、資料として使いやすい内容になっていると思います。 -
2013/12/20【古】 105円
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女神って良いなと思いました。
神話の本を久しぶりに読もうと思って図書館で手に取ったのがこの本です。インドの女神のことが気になって仕方ないので、他の本も探してみよう。 -
うーん、思ったよりも読みにくくて時間がかかってしまいました。
いろいろ、発見というか、ツッコミどころはあったのですが……。
ホッとする……それでも、生け贄を要求するのか、マヤの神……とか。
まぁ、女神には、男が昔から女の人のどんなところに弱かったのかというのを、多分、如実に伝えている。そして、それは、今も変わらない気がします。 -
新紀元社のこのシリーズは無条件に胸がときめきます。
でもちょっとお高めなのが・・・ -
世界中の女神様集めました、な本。
ギリシア・ローマ・北欧・中東・東洋……というわけで、正直に言うと取り上げられてる女神様は意外と少ないです。ピックアップした女神の逸話を紹介。有名どころばかりなのですが、有名だけにちょっと突っ込んであって興味深かったです。 -
世界中の神話の”女神”だけを集めて紹介した本。まあ、数が多いので有名どころだけになるのはしょうがないでしょう。それでも、それぞれの神話で紹介してある本は多くても”女神”という区切りで集めたものは結構珍しいのでは?(いや、単に私がしらないだけかもしれないけど。)とりあえず入門編としては楽しい一冊です。これで興味をひかれた人は最後に載っている参考文献(結構あります)で、もっと調べればいいしね。
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世界中の女神を紹介した本。ギリシアや北欧はもちろん、日本や中国,インド、そして西アジアや小アジアにいたるまで幅広く紹介されている。またメドゥーサやリリスなど、悪魔として知られていても、「元々は女神」という者まで紹介している深さもある。本の厚さも同シリーズの中では厚い方であり、読み応えはかなりある。出自によって呼び名が変わっている女神もフォローしてあり、各種神話の簡単な解説もあるので、これ一冊で神話の面白さも知ることが出来るだろう。
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2004/08/21(読了)
Truth In Fantasy XXXV