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- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883200023
感想・レビュー・書評
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福島みずほさんがFBにあげてはったから僕も読んでみた。31年前に出版された本やけど瑞々しく心が洗われるような素敵なエッセイやった。
その中でもやはり福島みずほさんも取り上げてはる大川常吉さんの話に心を揺さぶられた。関東大震災の時に300人の朝鮮人を救った警察署長さん。殺せと迫る1000人もの暴徒の前に立ち塞がり、俺を殺してから行けとか、毒の入った井戸水飲んだるから持って来いとか、ほんまカッコええ。僕がその場にいるとしたら、大川さんに説得されてしゅんとなって帰っていく村人のひとりやなと思った。
キョンナムさんも書いてるけど「どんな状況下においても狂わない座標軸を持てる」人間に僕も少しは近づきたいと思う、ほんまに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自伝である。
「生きていること」を強く推す自伝。
死にそうになっても私は生きている。
生きたくても死んだ友達。
死にたいと思っても。
私は生きた。
クレドサラユジ。
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