- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883205943
感想・レビュー・書評
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2015.6.252015.7.1
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仕事上の裁量権が少ないほど勤務時間の血圧は高くなりストレスに悩まされる。だが、状況が自分の手に負えないように思えても「自分の力でなんとかする」というように意識を持つようにすればより健康で幸せな日々を送ることができる。
糖質の摂りすぎになりがちだから、他のものも取らなきゃ不調になる。
腸内細菌によって作られたドーパミンやセロトニンは腸の中に90%もあって、脳に行くのはその内の2%というのは驚いた。
また、巷で言われているデブ菌と痩せ菌とはこのことか!フィルミクステ門は高カロリー食の脂肪分解が上手く、バクテロイデス門は脂肪分解率が低く、腸壁の栄養吸収率が低い。それぞれ、高カロリーのもの、低カロリーのものを摂ることで増える。 -
「第2章 不安と不満は農耕社会でつくられた」ほか、意外にも仏教にも通ずるお話が多いと感じた。同じ状況でも、見方や捉え方で自由があることに気づく。まず自分自身で枠組みの見方を変えることが必要とのこと。
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医学的な内容を期待して読むと、あまり参考にならないかもしれませんが、この著者の話自体が読みやすくて面白かったです。軽い読み物としてならおすすめです。
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わかりやすく勉強になった。そして、お腹の中の菌たちが愛おしくなった。ポジティブになれる本。
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図書館予約でかなり長い期間待って、数時間で読了。
ちょっと極端では・・と思うところもあるけれど、なるほどと思う内容。
原始生活をしている人達を取材したときの話なども引用されていて説得力がある。
O-157が牛に炭水化物を食べさせたことが原因で発生したとは知らなかった。
最近、糖質制限食が流行っていて、本書も50歳からは糖質を採らないように薦めている。
人間が古来どういう食生活をしてきて、どういう摂取が一番自然なのかを考えていくのは意義深いと思う。 -
遺伝子が原因でガンをつくるのはたった5パーセント。
あとの95パーセントは環境の影響だそうです。
生きている環境を変えれば、遺伝子も変えられる
ということが、わかりやすく書かれています。
…腸が変われば考えが変わり、
考えが変われば遺伝子が変わり、
遺伝子が変われば運命が変わる…
【食べる】事が大事であり、
【おなか】で考える事が大事です。
医学の話で始まり、どう生きるべきかを教えてくれる本。 -
科学的エッセンスを含んだエッセイ。あくまでエッセイなので、科学実用書ではない。読みやすいし、今話題のエビジェネティクス(後天的遺伝子制御変化)についても軽く触れているので、キッカケとしては良い本。