- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883206988
感想・レビュー・書評
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インスタで紹介されていたため、購入。
武蔵野幼稚園の園長先生が書かれたこの本は、武蔵野幼稚園が、なにを大切にして子供と関わっているのか、書かれていた。
私は、知育や幼児教育が流行りの中で、2歳児の母親としてどうしていけばいいんだろう。何かさせないと置いていかれちゃうのかな。と考えていた。
この本には
"目先の「よくできる子」より、「あと伸びする子」に育てていきましょう"
"目には見えない根っこを伸ばす"
とあった。
さらに、その幼稚園の子たちのエピソードを読むと幼稚園児ってこんなことまでコミュニケーション取れるの?と驚かされた。
私も
子供がお腹がすくと、すぐにお菓子をあげちゃっていた。だって、その方が楽だから。でも、子供にとっていいことを考えて行動しなくては、、、ちょっとめんどくさいって言うよりは厳しいけど。
子供のエピソードがちょっと泣ける読みやすい一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素敵な幼稚園だなと思った。
確かに、子どもと本当に向き合うのは、めんどくさいことなのだ。
色々な情報に惑わされ悩んだときは「それが子どもにとってどうなのか?」を一番に考えること。
自尊心を持ち他者を認め自分の意見をきちんと言える人になるようにしたい。
改めて自分の子育てを見直すことができて良かった。 -
親も子供も教員も「めんどくさい幼稚園」では一体どんな取り組みがあるのか、何を目指しているのかが園長先生の暖かな眼差しで紹介されていく。めんどくさいには意味がある。幸せな自立を目指す育児現場で培ってきた子供との向き合い方、対応の工夫の紹介、長年の取り組みによる成果も説得力あり。大人が丁寧に子供の真の成長に合った向き合うことで、子供の自立的成長に繋がる。6歳までは気がすむまでべったり、自立の目がでてきたらキッパリと喜ぶ。「大人が子供の世界に憧れていてはだめ」というフレーズが響いた。子供にいかに、大人になることが素晴らしいかを伝えていく必要性がある。大変だけど、1ミリの成長も見逃さないで!子育ては他の何にも代え難いエンターテイメントと視点を与えてくれる。
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著者が園長をつとめる武蔵野の“めんどくさい”幼稚園
30年かけて確立した教育方針や教育内容を紹介しながら
「目に見えない根っこを伸ばす教育」の神髄を語る
キーワードは「子どもの成長にとってどうか」
大事なこと、めんどくさいことをやり抜くことで親も子も成長する
育児で「手をかけるところ」「手をかけないところ」が具体的に示され
悩める子育ての参考になる
“めんどくさい幼稚園”の骨太の教育思想があらわれた
218-219ページのカリキュラム表は一見の価値あり