- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883352722
作品紹介・あらすじ
佐藤可士和さんに聞いてみよう!人気アートディレクターとの一問一答集。
感想・レビュー・書評
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『佐藤可士和展』に行きたかった欲を発散させるため著作をいくつか読もうとしている。本書で2冊目。
世界的に活躍しているアートディレクター佐藤可士和さんの仕事に対する考え方や仕事術を学生に向けて一問一答形式で答えている。
タイムスリップして高校生の自分に読んで!って押し付けたい本。
活字が全く読めなかった過去の自分でも十分読めるくらいの文字数。
「同じジャンルの本を5冊も読めば、その話題の本質が掴める」
これはすぐにでも真似ができそう。
「成功と失敗を徹底的に分析する。」
スーパーゼネコンで働いている同期は現場所長に指示されて毎日学んだことをノートに書いて分析していた。
一流の仕事をするためには徹底した分析と行動が必要なのだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
仕事をしていて、
自分の仕事は、誰を幸せにしているのか分かりづらいな、
たくさんの人と、関係しながら仕事するのは難しいな、
ということを思ったりするんだけれど、
その反動で、
自分の好きなことをやりたいぜ!と新入社員的なことを
思ったりするんだけれど、
佐藤さんは、
自分のやりがいを、はっきりと言葉にしていました。
「クライアントの課題を解決し、期待以上の効果をだし、
世の中にプラスの影響を与えることがやりがい。
プライベート、オフィシャルの垣根をこえた自己発信。」
自己完結しがちなクリエイティブは、社会に影響を与えづらい。
という点について、
谷川俊太郎さんの言葉もだされていて、
詩を書くときは、依頼があるとき。
「仕事ってそういうものじゃないですか。」-
「自分のやりがいを、はっきりと言葉にしていました。」
「ブレーン」の連載を読んで、佐藤可士和の生真面目さに感動しました。
そして、どんな仕事...「自分のやりがいを、はっきりと言葉にしていました。」
「ブレーン」の連載を読んで、佐藤可士和の生真面目さに感動しました。
そして、どんな仕事でも根っこは同じだと思う。ですから、如何にして自分の気持ちを保っていくか?でしょうね。。。2013/02/25
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アートディレクターの佐藤可士和さんが、学生向けに、仕事との付き合い方を教える本。一問一答形式で「ズバズバ」答えていきます。仕事の本質を突く、分かりやすい語り口・・・片山正通さんは「何度でも読み返したい本」といいます。
続きはこちら
GUEST 071/インテリアデザイナー・片山正通:スミスの本棚:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/blog/smith/2013/02/post142863.html -
佐藤さんのデザインはとても好きなんですが、考え方もとても好きです。
「自分の作品をベストの状態で相手に心地よく見てもらうこと」、「過程を言語化して丁寧に説明すること」、「身体と精神の最適なバランスを保つこと」などは、広告やデザインに関わらず、仕事をしていく上での佐藤さんのポイントを知ることが出来ます。
「夢や目標は常に半分くらいの達成感。いつだって次の景色が見たい」という言葉は、しびれます。きっと存在すら認識していない景色もまだまだたくさんあって、私もそういう景色を見てみたいと思いました。 -
佐藤可士和氏の仕事に興味を持たれた人に、最初にお勧めする一冊。
氏の考え方が、わかりやすい語り口で書かれている。 -
<感想>
佐藤さんのことを全く知らずに読んだけど、とても勉強になったし佐藤さんの人となりをなんとなく理解できた。仕事に対する考え方はもちろん、生き方、社会の見え方など"クリエイター・佐藤可士和"としての一部を知れた。学生のうちに読めて良かった、と思った。
<忘れたくない要点>
・効率良く考え、素早く決断を下すには健康的であることが欠かせない。睡眠を十分にとる。生活リズムを整える。
・起業したくなったら、"責任をとる自由"を楽しめるかを考えてから決める。
・本気で取り組めるものが1つでもあれば、そこから学べることがある。すべての物事が世界に結びついている。
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彼の仕事で意識していることが分かる。デザイナーになりたければ、読むと為になる。(腑に落ちる)
アーティストとは違う。
デザイナーを知らない人からすると、この本からデザインとはどうゆうものかが分かる。 -
佐藤氏の仕事に向かう姿勢がよく分かる。几帳面なことを大切にしていることは自分の仕事にも実践する。学生向けの内容だが、社会人にも有用である。
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佐藤可士和氏への質問形式の1冊
気配りがあってこそのクリエイティビリティ
不満は納得と課題に分解する(すべてに納得がいく仕事なんてない)
体と精神の最適なバランスを保つ
夢について
→いつだって次の景色が見たい