- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883353545
作品紹介・あらすじ
広告でいちばん面白いのは表現じゃない。戦略だ!戦略論は折り重なり、『7層構造のミルフィーユ』になっている。そして、「戦略の統合」が、人を動かす。
感想・レビュー・書評
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「手書きの戦略論」
人を動かす7つのコミュニケーション戦略
1.購読動機
人を動かすの形容詞。
直近のプロジェクトで顧客づくりが必要となっていることを
そのため、過去の知識、経験の棚卸し→不足を解消したかったため。
2.本書のお買い得度
参考文献の数が50冊を超えています。
この文献内容と著者のノウハウ(広告代理店10年長)を考慮すれば、⭐️五個以上です。
3.7つの戦略とは?
①ポジションニング
②ブランド
③アカウントプランニング
④ダイレクト
⑤統合
⑥エンゲージメント
⑦口コミ
4.3.を観察して
「当たり前じやん。漏れ?あるのでは?」
たしかに、そうかもしれません?
ただし、反論ではなく、折角の機会ですから、自己との対比で読み進めるはいかがでしょうか?
私は、下記を再認識することができました。
「発信/事業会社の立場ではなくて、受信、受け手の立場で①から⑦の組みたてを行うこと。」
5.最後に
結論だけ知りたい方は、巻末30ページを読めばよいです。
著者がまとめをしてくれています。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
教科書として有用な本。
コミュニケーション戦略の7つの理論が、歴史背景、強み/弱み など体系的に整理されており、シンプルでわかりやすい構成。
コミュニケーション(特にマーケティング)において、これらをどのように駆使していくか、が問われる。 -
マーケティング師匠に推薦して頂き読んだのですが(私は専門家ではないので比較はできないですが)、マーケティングコミュニケーションの基本が、とても分かりやすくまとめられています。少なくとも、マーケの人が使う用語の共通認識ができたのと、それらの歴史的な流れ、関係がよくわかり、顧客がどのような体験を通してファンになってくれるのか、そのために、その体験の随所で、どのようなコミュニケーションをとっていくのか、とても醍醐味がある!と感じました。
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コミュニケーション戦略を時系列で歴史と共に理解できるのは良いが、全体的に概念的な話が多く、内容としては薄め。
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めっちゃわかりやすいマーケター必読書。
なんとなく使ってた言葉をすごくわかりやすく整理してもらった。どうしよう、チーム全員に読ませたい、、、 -
ww伏見さんオススメ
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名著
何度も読み返す -
7つのコミュニケーション戦略の歴史/事例/強み弱みが簡潔に書かれていてとても読みやすかった。
途中、タイトルにもあるような手書きの図解で説明される箇所もあり、わかりやすく構造的にフレームを理解することができた。また、最も理想な戦略はこの7つの概念が相互作用的に働くことなのだと知れたが、これらをワークさせるためにはさらに細分化した課題の中でソリューションを発掘し改善していくサイクルが必要であり、改めて戦略立案の泥臭さを実感した。 -
とてもシンプルに体系的にまとめられている。
広告を学ぶ学生である自分にとっては全体を俯瞰できるとても良い入門書であった