デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析

制作 : 堀 宏史  酒井 崇匡  佐藤 るみこ 
  • 宣伝会議
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883355105

感想・レビュー・書評

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  • 安易に分析されたくない猫でした、、、

    データとクリエイティビティはせめぎ合いながら進化する — 安藤元博×嶋浩一郎×堀宏史座談会 #宣伝会議 | AdverTimes(アドタイ) by 宣伝会議
    https://www.advertimes.com/20210406/article345993/

    デジノグラフィ | 生活総研 | Diginography
    https://seikatsusoken.jp/diginography/

    デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析 | 宣伝会議オンライン
    https://www.sendenkaigi.com/books/jituyo/detail.php?id=25062

  • ビッグデータから見つける人々のインサイト。
    マーケティングのように直接的に『売る仕組み』を作れるわけでは無いが、インサイトを読み解く事で様々なチャンスも見えて来る。
    今後不可欠な分析になると思う。

  • 質的・量的データを併用した生活実態調査を言い換えたものだろうか。オープンデータや考現学などが参考になった。

  • 『#デジノグラフィ』

    ほぼ日書評 Day580

    デジタルとエスノグラフィ(民族誌)を掛け合わせた造語だそうだ。民族誌などと言っても、多くはピンと来ないと思うが、要は現地に入り込んで、生の情報を拾い集めることで、それらの情報の真の意味を掴む活動指針のこと。

    従来の質問と回答(選択肢)があらかじめ与えられたアンケートだと、期待する回答が定められたり、そちらに誘導されたりすることが多いが、ビッグデータという大量かつ鮮度の高い生データを活用することで物事の真髄に迫れるということらしい。

    例えば、歌謡曲の歌詞から「バカな男」と「バカな女」を抽出して分析すると、「馬鹿」さ加減が随分と異なるのだそうだ。
    ただ、全編の2/3くらいは、この手の与太話で、「インサイト発見のためのビッグデータ分析」というサブタイトルに惹かれ、情報分析の方法論を体系的に解説してくれることを期待して読む向きには、かなり期待はずれである。

    分析するまでもない「ダヨねの壁」と「ソレデの壁(so what?のこと)」とかいうネーミングはキャッチーだったが、その壁を越えるための何か示唆が与えられるものでもない。

    https://amzn.to/3vIscMP

  • 1章 なぜ今、デジノグラフィなのか?
    ・ビッグデータはあなたの第三の眼
    ・民主化されるビッグデータ分析
    ・デジノグラフィ流、ビッグデータの歩き方

    2章 隠れた本音と無意識をあばく
    ・建前抜きの、恋愛の本音をあばく
    ・夫婦喧嘩の本音をあばく
    ・生活者自身が知りえない、無意識の行動をあばく
    ・コロナ禍の検索データに現れた本音
    ・インスタ映えの本音をあばく
    ・Wikipediaに現れる、みんなの無意識

    3章 膨大なデータ量がもたらす、驚きの解像度
    ・年代から年齢へ 新たな壁を可視化する
    ・波形を重ねることで見えてくるもの
    ・帯域から点へ、ピンポイント分析でわかること
    ・n=1を継続的に追う
    ・マイビッグデータの時代にできる新しいアンケート調査
    ・億単位の生声がもたらすもの

    4章 今日からはじめるデジノグラフィ10の技法
    ・ビッグデータをフィールドワークする
    ・ビッグデータの観察技法
    ・キラーデータの抽出方法

  • 普段マーケティングに触れることのない立場からすると興味深い内容だった。
    ビッグデータとエスノグラフィーを組み合わせたデジノグラフィーなる手法で新たなインサイトを見出したということが面白い。
    ダヨネの壁とソレデの壁はどのような場所にもあってそれを崩せるキラーコンテンツとしてのツールになる。
    SpotifyやYahooでわかる年齢の分析も面白いので是非読んでもらいたい。

  • 書評
    『デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析』(博報堂生活総合研究所著)
     https://www.advertimes.com/20210309/article341737/

  • 「10の技法」について詳しく解説いただけるのかと思ったが後半に少しあるだけ。
    前半は、こういう例がありましたということのみ

    類書ならばよいが、天下の博報堂生活研究所が「デジノグラフィ」と題うって出版した割には内容が薄い★3か4か迷うが期待値が高かった分だけ3で

  • web上の行動・発言履歴(検索ログ、snsなど)から、検証対象となる仮説を見つけるための方法論が簡潔にまとめられている。

    広告代理店内の研究所であるため、「いかに世間で注目されそうな話題を見つけられるか」が重視されている気がした(話題になる広告表現につなげるため)

    探索的分析をする際に、ものの見方の参考としてみたい。

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著者プロフィール

「生活者発想」を企業哲学とする博報堂グループのフラッグシップ機関として1981年に設立。人を消費者だけにとどまらない多面的で主体的な存在「生活者」として捉え、独自の視点と手法で研究を続けているシンクタンク。主な活動は、生活者の変化を長期にわたって追う時系列調査や、生活者と暮らしの未来洞察のほか、近年はデジタル空間上のビッグデータをエスノグラフィの視点で分析する「デジノグラフィ」も推進中。その成果は書籍はもちろん、発表イベントやwebサイトなどを通じて広く社会に発信している。

「2021年 『博報堂生活総研のキラーデータで語るリアル平成史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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