仙〔ガイ〕百話

著者 :
  • 石風社
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本棚登録 : 14
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883441457

作品紹介・あらすじ

扶桑最初善窟「聖福寺」の仙厓さんは、美濃のお生まれ、八十八歳までの五十年を博多でくらした高徳奇行のお坊さま。仙厓さんの嫌いなものは、俗物・成金・侍で、子供や貧乏庶民には心底温かい、軽妙洒脱で粋な方。軽妙辛辣な逸話の宝庫!

感想・レビュー・書評

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  • 画は知っていたけれど、ひととなりはまったく知りませんでした。福岡にお住まいだった方なんですね……。

    機転の利いた話ばかり。一休さん(アニメのね)を思い出しました。
    仙崖さんたちのセリフは博多弁で書かれているので、それが雰囲気出ているんですが、同じ県民でもわからない言葉が……。
    それでもいろんな意味で「お上手!」と言いたくなる話ばかりで、そりゃ人気もあるよねと納得。短い話ばかりなのですぐに読み終わってしまいました。
    今度、美術館でお目にかかったらもう少しちゃんと見ます。でも画はともかく、書はわからん。

  • 画賛の説明でなく、逸話をわかりやすい順に並べる。人となりがわかる。

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著者プロフィール

博多名菓「鶴乃子」を代表とする「石村萬盛堂」二代目。
奈良屋小学校から福岡商業学校へ。卒後夜は幻住庵に通う。その後「仙厓保存会」設立、仙厓さんの書画の収集にあたる。享年71歳。

「2007年 『仙厓百話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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