世間遺産放浪記 俗世間篇

著者 : 藤田洋三

• 石風社 (2012年1月1日発売)

作品紹介・あらすじ

暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から無意識過剰な迷建築まで、306物件。

感想・レビュー・書評

[キニナル本・発掘隊 @ 伊那図書館さんの感想 · 2012年12月17日]

世界遺産だと思って手に取ると。。。
“世間”だった 笑
意外と身近なところに面白いものがあります。

[jscelibraryさんの感想 · 2012年11月12日]

[紹介文から]暮らしと風土が生んだ庶民の遺産。建築家なしの名土木から無意識過剰な迷建築まで、306物件。

[kaze229さんの感想 · 2012年2月24日]

名の出てくる名工ではなく
名を出さぬ名工たちの
「作品」の
オンパレード
私たちのすぐそばに
存在していた　名人　たちの
足跡が
今も　日本のあちこちに残されている

私たちが
取りこぼしてきた
「日本の文化」が
ここにある
そして
私たちが
この「名作たち」を
忘れ去ってしまったとき
その文化は
絶えてしまうのだろう

著者プロフィール

1950年大分県生まれ。別府市在住。写真家。
幼い頃より職人仕事に興味を持ち、1976年より大分を拠点に、全国の鏝絵、土壁、石灰窯、藁塚、石積み等の撮影と取材を続けている。
著書:『近代建築史 ゲニウス・ロキ』(編著、産研出版、1993)、『消え行く左官職人の技・鏝絵』(小学館、1997)、「大分の昆虫」(私家版1994)、『小屋の力』(共著、ワールドフォトプレス、2001)、『鏝絵放浪記』(2001)、『藁塚放浪記』(2005)、『世間遺産放浪記』(2007)、『世間遺産放浪記 俗世間編』(2012、以上石風社)、『浜脇・HAMAWAKI』(2013、SABU出版)など。

「2015年 『世間』 で使われていた紹介文から引用しています。」