山口義行の“ホント"の経済

著者 : 山口義行

• スモールサン出版 (2012年5月17日発売)

感想・レビュー・書評

[江戸っ子さんの感想 · 2017年7月3日]

消費税の納付者が事業者であることは知っていたが、 一定の水準を越えないと納税の義務が発生しないことやトヨタやソニーを始めとする大企業は事業規模に応じて変換されること等、始めて知った。 読んでいると日本経済の行く末に不安を覚えずにはいられない。 経済がわからないとニュースもわからない、いかにメディアに翻弄されている生活を送っているのかメディアリテラシー観点からもタメになる一冊。 全体的に中小企業のビジネス展開の本となっていた。

[heyheyheyさんの感想 · 2012年10月14日]

巷で騒がれるニュースのホントの部分が分かります！！「大学、経済学部だけど、まじ経済の事よくわかんねー」って学生は必見。これ読むだけで、かなり頭良いぶれる笑　よく、「ニュースを鵜呑みにしないで、情報を批判的に解釈しなさい」といわれることがあると思います。批判的に情報を解釈するには、その情報に関する本を読み、批判的に解釈するための知識を得なければなりません。しかし、大概、少し変わった見方をしている著書というのは急進的なものが多く説得力に欠けていたり、議論の内容が高度で理解が難しかったりします。しかし、本書ならそれが容易にできます。平易な文体で、かつ具体例が分かりやすいので、情報の批判的な見方というのが分かります。是非、毎年、話題のニュースに関して同じシリーズで刊行して頂きたいです。

[treika1さんの感想 · 2012年5月30日]

　消費税、TPPをはじめ、政府の政策がいかにインチキなのか、中小企業と国民の視点からどう見るべきなのか、とてもわかり訳す解説してくれている書。
　現在のマスメディアでは展開しない視点は、多くの中小企業家、国民が読むべき内容だ。