ミサ曲・ラテン語・教会音楽 ハンドブック

著者 :
  • ハンナ
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883641475

作品紹介・あらすじ

本書では、古今の「ミサ曲」を歌う皆さんのために、ミサとは何か、ミサとミサ曲の歴史、ラテン語の発音など「ミサ曲」にまつわるさまざまな事柄を解説しています。演奏家にとって大きな関心事である「発音」に多くを割きましたが、背景となる歴史やキリスト教の教義にも触れてあります。さらにミサ曲以外のラテン語の教会音楽についても、簡単ではありますが代表的な曲の概要と発音を解説してあります。

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  • グレゴリオ聖歌に始まるミサ曲の歴史。これまではバッハ以前は原始的な音楽として気持ちの上で若干軽侮していたように思いますが、考えてみれば長い歴史の中で1000年前の人たちがどんな音楽を歌い、聴いてきたのか、興味が出てきて、改めて聞きたいと思いました。もしかすると中世に生きている雰囲気を味わうことが出来るかも知れません。ジョスカン・デュ・プレ、オケゲム、ハインリヒ・イザーク、パレストリーナ、バード、モンテヴェルディ、シャンパルティエ、クープランらルネサンスからバロックにかけての諸作家たちです。

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著者プロフィール

対訳・発音ガイド:東京大学文学部英文科卒。声楽家・音楽大学・合唱団などで英語・ドイツ語・ラテン語の指導も行う。オペラ言語指導(東京室内歌劇場ほか)、声楽家(二期会会員、藤原歌劇団会員など)の個人指導、対訳、オペラ字幕制作など幅広く活動している。発音指導ではテキストの解釈や韻律法に加え、音声学に基づいた科学的なアプローチに、字幕・対訳では原典のことばを大切にした分かりやすい日本語訳に定評がある。日本音楽学会会員。

「2015年 『プーランク 混声合唱曲集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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