- Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883754168
作品紹介・あらすじ
女の子たちは、少女の装いのままそのイメージの殻を圧倒的に破り、
まさに「女神」のように美しく佇んでいた。
エロスとタナトスの力によって、
閉じた少女性から解放されるような気持ちよさがあった。
――大槻香奈(美術作家)
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「眠り姫」「パンドラの鍵」「さかしまのリリス」「少女観音」「天使集」、
そして「月の魔法」と、
類のない禁忌の世界を表現し続けている村田兼一。
魔術的なエロスやタナトスと、御伽のような叙情性が混交する少女の世界は、男女問わず、多くのファンを惹き付けている。
この「女神の棲家」では、歴史から葬り去られた女神たちに思いを馳せ、現代の少女にその姿を重ね合わせる。
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信仰の対象から外れた女神たちが人との係わりを失い、
古びた社の中でひっそりと暮らしている姿を想う。
数百年数千年の時を経て独り遊びをする女神たちは、
時に天上の音楽を奏でたり、子宝祈願で女陰を開帳してみたりと、
人と歩んできた時を求めて今なお人と寄り添おうとして、
神の真似事をしているのかも知れない。
そんな夢想を描いてみた。
それが私のアニミズム(原始宗教)であり、イコン(聖画)であるからだ。
――村田兼一
◎モデル=七菜乃/森之宮遠子/瑞奈々/柊かえで/ぴぐ★魔女様/琴/小鞠/蜜マリア
※表紙において、タイトルや模様など薄い灰色の部分は、銀箔押しになります。
感想・レビュー・書評
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●古の女神を現代の少女に重ね合わる 魔術的なエロスやタナトスと、御伽のような叙情性が混交する村田兼一写真集、第7弾!
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