- Amazon.co.jp ・マンガ (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883791453
感想・レビュー・書評
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靴紐の結び方を失念したことによって始まる物語は物語の行方をも忘れてしてしまっているようであった。「自由である」ことは優しくない。
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読みやすい
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西岡兄妹さんの作品『この世の終りへの旅(2003)』を読了。
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女の皮袋って発想がよろしい。口に栓が詰めてある。笑うべきかグロと怖れるべきか。(ほぼ引用なので、囲んでおく)<blockquote>処刑される男に司祭が「最後に何か言い残すことはあるか」と訊ねる。それに主人公は、「ぼくは皆さんのことが嫌いでした」と言い、「それがおまえの罪なのだ」 と返される。そして刑が執行される。</blockquote>この下り、胸を突き刺す鋭さがある。やっぱ怖るべきですな。
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絵本ですね。カニカニバリバリ。一つひとつのモチーフは面白いと思うところもありました。
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神の子供の次にすきです。考えさせられました…
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全一巻。取っつきにくいなーと感じる人は多そうだけれど僕は好き。善悪を捨て去った愛の物語。日常から斜めに道を逸れてしまって、後戻りの出来ない旅に迷い混んでしまった感覚。
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僕は日常への恐怖感がテーマなのかなと思いました。
なにをしても、どこへいっても、まとわりついてくる日常、死ぬまで。
どこまでもどこまでも終わりなき日常が続いていく。
朝起きて、いつもと同じ朝がおとづれる。
どこまでもどこまでも。
そこに気づくとある朝感じる、異物感。
自分は誰なのか。死ぬまで続くのか。
変われるんじゃないかまだ。
旅にでる夢を見る。
もう戻ってはこないだろう。
いいや、日常は死ぬまでまとわりついてくる。
そんな漫画だと解釈しました。