カラダ探し (第2夜 下) (ケータイ小説文庫 Hう 1-4)

  • スターツ出版
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883818167

作品紹介・あらすじ

"赤い人を見たらふりかえってはいけない"学校にまつわる赤い人の噂。呪いを解くべく、赤い人が住んでいた家に足を踏み入れた美雪達が目にした幻には、悲しい真実が隠されていた。さらに、変化する「昨日」で美雪達は大切な人を失い、絶望に打ちひしがれる。ヒビ割れた世界の中で、果たして呪いは本当に解けるのか!?『カラダ探し』待望の第二弾!

感想・レビュー・書評

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  • 3.0

  • 『赤い人』はどうしてできあがったのか。
    それを知るため、住んでいた家に侵入した。

    次々と見せられる過去をつなぎ合わせて
    どうやって呪いを解くか、を考えていく主人公達。
    その間に、現実は歪んでいい方向へ…と思ったら
    違う所で、違うひずみ。
    これが本来だったのか、別の方向なのか。
    それも謎ですが、全てが正しい場所へと
    配置されるなら、これが正しい??

    何故彼が繰り返す今日を選択しているのか、も
    分かりました。
    こうなってしまったら、確かにどちらを選ぶか
    考え物ですが…見ている方も、あちらも辛いかと。

    さらに、の最後の最後。
    そういう返しがくるのか! という状況ですが
    これだけの情報で、この選択を選ぶのは
    そうだ、と思うから仕方がないかと。
    これ以上調べるのも、無理があるかもしれませんし。

  • 「呪いを解く」という、明日香達の時にはなかった目的に向かってやっと協力体制に入れた第二夜チーム。途中の美子の呪い、美紀の呪いのくだりがちょっとわかりづらく、けっこう最後になって、あぁ、そういうこと…?と思わなくもなかったけれど、それも結局美雪達の思い違いで新たな呪いを産んでしまったわけで、この2作目は、謎の真相からのどんでん返しが上手く描かれていて、面白かった。
    とりあえず、暫定的な世界だけれど、高広と明日香は幸せに暮らしているようなので、ほっと一息。

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著者プロフィール

福井県大飯郡高浜町在住。11月2日生まれ。代表作は『カラダ探し』(スターツ出版)。生まれ育った町で、作家活動以外にも創作活動を行っている。

「2023年 『絶命教室 怪人ミラーとの恐怖のゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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