法社会学 (新法学ライブラリ 27)

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  • 新世社
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883843510

作品紹介・あらすじ

法社会学とは,裁判の機能,司法へのアクセス,法文化と法意識,紛争の展開過程,弁護士の役割,行政過程の分析,ジェンダーや虐待の問題,逸脱行動,社会変動と法など,法にかかわる社会現象や人々の行動・認識に関する様々な側面について考察する学問分野である。本書は,法社会学が対象とする広範な研究領域について,斯学の第一人者がその分析の枠組みや理論・方法論を解説した好個のテキストである。

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  • 東2法経図・6F開架:321.3A/W12h//K

  • 【書誌情報】
    法社会学
    著者:和田仁孝(早稲田大学教授) 著
    定価:2,970円 (本体:2,700円+税)
    シリーズ:新法学ライブラリ;27
    発行日:2022年7月10日
    発行:新世社
    ISBN:978-4-88384-351-0
    サイズ:上製A5
    ページ数:360ページ

    法社会学とは,裁判の機能,司法へのアクセス,法文化と法意識,紛争の展開過程,弁護士の役割,行政過程の分析,ジェンダーや虐待の問題,逸脱行動,社会変動と法など,法にかかわる社会現象や人々の行動・認識に関する様々な側面について考察する学問分野である.本書は,法社会学が対象とする広範な研究領域について,斯学の第一人者がその分析の枠組みや理論・方法論を解説した好個のテキストである.
    [https://www.saiensu.co.jp/search/?isbn=978-4-88384-351-0&y=2022]

    【目次】
    1 法社会学の生成と発展
      1.1 法社会学の源流
      1.2 法社会学と隣接領域

    2 法社会学の構図
      2.1 法社会学における法とは何か
      2.2 法社会学の方法
      2.3 法社会学の批判性

    3 社会構造と法意識
      3.1 法意識と訴訟利用
      3.2 社会構造と紛争処理
      3.3 法文化概念とローカルな法意識

    4 秩序と紛争
      4.1 社会秩序と法秩序
      4.2 交渉論の展開
      4.3 紛争過程の展開と構造
      4.4 紛争「解決」の神話

    5 紛争交渉支援と合意型紛争処理制度
      5.1 紛争処理システムの類型論
      5.2 ADRの社会的位置づけ
      5.3 過程としてのADR

    6 裁判とその過程
      6.1 裁判の理念と現実
      6.2 裁判の構造と過程
      6.3 訴訟は誰のものか ― 裁判過程の分析
      6.4 裁判の社会的機能
      6.5 裁判の代替的システム ― 過失責任主義の修正

    7 リーガル・プロフェッション
      7.1 法曹・弁護士モデルの変容
      7.2 法曹人口と司法制度改革
      7.3 弁護士=クライアント関係の再構築 ― リーガル・カウンセリング・モデル
      7.4 まとめ ― 弁護士論の課題

    あとがき
    参考文献
    索引

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著者プロフィール

和田 仁孝(わだ・よしたか)
京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了 博士(法学)
京都大学助手,九州大学教授を経て,
現在 早稲田大学大学院法務研究科教授
【主要著作】
『民事紛争交渉過程論』信山社,1991年
『民事紛争処理論』信山社,1994年
『法社会学の解体と再生――ポストモダンを超えて』弘文堂,1996年
『医療メディエーション――コンフリクト・マネジメントへのナラティブ・アプローチ』シーニュ,2010年

「2020年 『紛争過程とADR』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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