吸血鬼と愉快な仲間たち Vol.4 (Holly NOVELS)

著者 :
  • スコラマガジン(蒼竜社)
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本棚登録 : 358
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784883863655

作品紹介・あらすじ

ドラマロケは無事に終了したものの、蝙蝠姿のアルは全身怪我だらけ。さすがに完治するまでは日本に帰ることができなくて、暁と一緒にリチャードの暮らす憧れの街、ロサンゼルスへ寄ることに!怪我は痛いけどワクワクのアルとは対照的に、暁は何故か浮かない様子。そんな中、ロサンゼルスに向かう機内でトラブルが発生。怪我を負った蝙蝠アルは暁を救えるのか!?吸血鬼アルの切ない恋の行方は…?全編書き下ろし第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • コミックス3、4が12月発売のようでうれしい。
    原作は5巻までで、2011年発行なので、これを機に動きがないか期待してしまう。

    今までのように主人公はトラブルに巻き込まれるのはアメリカに行っても同様で。
    暁もだが、キエフに大分助けられている。。

    悲しい決断だけれど、暁の方が筋は通っているし、将来を考えての行動だし
    今回の決断を主人公がどのように 変え、説き伏せていくのだろうなぁ。。。と心配になってしまった。
    流石に情だけの訴えでは納得しなそうだし。。。

  • 今度はハイジャック犯に半殺しに合ってます。毎巻ごとに必ず半殺しになっているアルって(笑)。
    いやでも最後の方は切なくてポロポロ泣いてしまいましたよ。

  • 再読、シリーズ第4弾。前巻に続きまだアメリカ編、ずっと暁は考え考え悩んでいたんだろうね… 出した結果にアルは納得するわけがないんだけど。やり方はともかく暁の想いも分かるなと思ってしまう。アルと暁のお互いを想う気持ちにはまだ違いがあるのかもしれないけど、ただの情だけでないものも暁の中に育ってると思う。最後のアルの泣く姿に胸が痛い。キエフの言葉が染みるわ~

  • アル可哀想に~!!!!
    切なくてうるりとしました。
    暁・・・早くアルの愛を受け入れて~!
    ・・・て、しかしあっさりと暁がアルとにゃんにゃんできてびっくりでした。
    あれ?ゲイじゃないん・・・だよ・・・ね?みたいな。
    アルはまぁ、バイってことでいいかーって思えたけど、暁・・・あれ?

    まだLOVEまで辿りついてないけど、ここからですね!!

  • 1巻読んで4巻読みました(2・3巻は通販待機中)
    話が少しつながってなくてもあまり気にせず読めるもんですね(笑)
    表紙の暁が格好良くて!!!
    暁がぷるぷるしながらかっこいい巻でした。

    BL小説なんだけど、とてもまじめにハイジャックでした。
    暁の主観独白が読みたいですー!
    どれだけアルを愛してるのかあなたの言葉で教えて!!!!
    と、アル好きすぎる暁が可愛かったです。

  • 安易に使っている「痛い系」と言う言葉だが、木原さんの作品読んだ時の「痛い」と言う感覚が自分の中で基準になってて、私どんだけ木原さん作品好みなんだろうか、とふと思った。いわゆる切なさを「心が痛い」と言う意味で「痛い系」って表されてる事もあるんだね。木原作品は心もそうだけど、どちらかと言うと痛めつける描写で肉体的に痛い、と言う感じじゃなくて、皮膚がひりひりする、と言う感じ。本作には自分の肉体に置き替えて考えたくないと言う痛さの描写も含まれるんだが、過度な演出をせず、それをもたらした人間の怖さの方が引き立つように書かれていて、やはりこの作者は冷静な人だ、と思う。
    相思相愛になったから「性格が優しくなった」とか苦手なんよねー、相思相愛になる前の、人に「優しくなった」と言われなかった性格の時にその人間を好きになったのなら、「優しく」なる必要はないと思っちゃうんだよねぇ。優しく出来るようになった、だと思うのよ。性格が変わったんじゃない。木原さんはそう言うとこ「盛らない」からホント安心して読めるのよ。こう言う「優しいのがいい人間」的な基準が虫唾が走るほど嫌いなんよねー。性格悪いから愛されないのではなく、性格悪かろうが何しようがその人間が好きだ、と言うのがBLだと思うんだよね。アルの暁への気持ちなど、正に…

  • 裸にエプロンはツボでした。
    毎巻、喜怒哀楽の渦にまかれてしまいます。
    終わり方が辛すぎて、読んですぐに既刊の五巻をAmazonでポチりました。

  • 1巻から立て続けに読める面白い本。

  • いかん…アルに苛々してきた><;
    わんこ系なのは可愛いけど子供っぽすぎてちょっと……葛藤は物語上必要なシーンなのだろうけど、長い上に暁とキエフが気の毒でどうにも。行く先々で某名探偵漫画のようにトラブルに巻き込まれ捲りだし、これではいくら血があっても足りない! アルの成長に期待!
    BL的には非常にとろとろした進み方なので、好き嫌い別れそうかなとも思いました。

  • あああ〜せっかく二人の距離が近づいたかに思えたのにこのラスト!さすが木原さん…そう簡単にはくっつけませんよね(oTヘT)o
    相変わらず暁の態度はぶっきらぼうなのですが、確実にアルへの愛情がひしひしと伝わってきた回でした。そしてアルのひたむきさ!可愛い過ぎて反則ですよ。アルを外人にしたのは正解ですね!あの平仮名で書かれる片言の日本語がたまりません(*≧∇≦)
    最後号泣していたアル…どうか次巻では笑顔になれますように!

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著者プロフィール

高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。不器用でもどかしい恋愛感情を生々しくかつ鮮やかに描き、ボーイズラブ小説界で不動の人気を持つ。『箱の中』と続編『檻の外』は刊行時、「ダ・ヴィンチ」誌上にてボーイズラブ界の芥川賞作品と評され、話題となった。ほかの著書に『秘密』『さようなら、と君は手を振った』『月に笑う』『ラブセメタリー』『罪の名前』など多数。

「2022年 『コゴロシムラ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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