HOLLY BOX コミック&ノベルセレクション (Holly COMIX)
- スコラマガジン(蒼竜社) (2014年2月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
- / ISBN・EAN: 9784883864263
感想・レビュー・書評
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日高さんの『Close Your Eyes』読了。渋谷と三上の話を思い出さずにいられないが、どちらもが十代の男の子が持つ傲慢さとか無恥さ、不器用さを彷彿とさせるからだろう。瞳の中を細かく描き込む絵柄ではないのだが、相手を見つめる事で放出される感情が眼に宿っている描き方はやはり流石だ。
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日高ショーコさんの作品のためだけに購入。
基本、アンソロジーってあんまり好きじゃなかったんだったと、思い出しました^^;
一冊ガッツリ読みたい派なんですよね^^;
どの話もそれなりによかったです。
川嶋さんの話は、定時制併設校の、昼部と夜部との交流の話でしたが、なるほど新しい萌えかも、って思いました。いままで読んだことなかったです。よかった。
大竹さんは、独特のテンポ、勢いという意味では残念だけど、静止画の方が映えてる先生、初めてマンガ読んだかも。
田賀さんのは、高校生くらいだと普通によく教室で見られそうな話で逆にキュンときましたね。
遠野さんは、硬派な奈賀という男が、私のツボでしたね、こんなキャラが見れるからBLはおもしろいと思う。
尾上さんのは、三角関係?でもいい子ばかりでほんわかでした。
山田さんのは、すごく今風?一番淡白な雰囲気。
日高さんの作品は、早く続きプリーズ!でした。存在感はダントツ! -
友情と恋情に揺れる初々しいお話が多かった。日高さんの2人の10年後ぜひ!それと遠野さんの1冊にして欲しい続きが読みたいです。
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日高ショーコセンセの「Close your eyes」目当てで購入しました。だって、表紙が…!目線とか醸し出す雰囲気とか細かいところが素晴らしいです。つないだ指、マフラーに引っ掛けた指、重なる視線…悶えました。
センセの「憂鬱な朝」と「花は咲くか」以外での作品は、新鮮に感じました。
多感な十代の感情が細やかに描かれていて、もどかしくも切なかったです。この話は10年後がありそうです。勝手にいろいろ妄想してしまいました。「揉める」とあったので、ものすごく気になります…
どの作品でも攻受のビジュアルが、ツボど真ん中なんですよね…
マンガだけかと思っていたら、小説も2作収録されていました。遠野春日センセ「キスさえままならない」はイラストが高碕ぼすこセンセ。なびかない男はいないと思っているびっちな高校生が、初めて自分の誘いを完全無視されてしまった後輩相手にムキになってしまいます。
四苦八苦するうちに本気になっちゃう理央が憎めなくてかわいかったです。図体は大人でも、思考はまだまだ未熟で不器用なところが高校生らしくて微笑ましいです。
尾上与一センセ「春とドロップス」
これ、最高でした!
とても胸を熱くさせるストーリーでした。こういう泣きたいような笑いたいような気持ちにさせる話に弱いんですよね~
入学から一ヶ月経ったトヨと洋平のクラスに怪我でずっと欠席していた伊吹が初めて登校してきます。伊吹は「交通事故のとき助けてくれた人」である洋平を見つけ偶然に驚きます。
なぜか人魚姫やシンデレラが思い浮かびました…切なくて、キュンキュンします。
この話、当分頭から離れそうにないです。特典ペーパーのSSもよかったし、一気に★増量!!!
期待以上の内容でした。 -
目的が遠野さんなので、カテゴリは遠野さんで。