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- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884186227
感想・レビュー・書評
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2024年カーネギー賞画家賞ロングリスト。オティラはある真夜中、とうとう逃げた。森へ入り、走って逃げて、逃げ続ける。そして、森を抜けると、そこにはとても大きなお屋敷があった……。
訳者あとがきに書かれているように、謎の多い作品。その謎の分、なんだか気になって心に残る。物語ができた過程も面白い。
私が好きなのは、かぶるものじゃないんだ、と言っていたお面をかぶってるところと、おいしいと言いながらドクロが食べたり飲んだりして、でもドクロだから通り抜けて出てきちゃうところ。
ドクロと仮面をつけて踊る姿は、なんとも言えずユーモラスだ。
後半のオティラの行動に迷いがないのがすごい。その強さは、彼女の過去と何か関係があるのだろうか……なんて、考えてしまう。、
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