- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784884749194
感想・レビュー・書評
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素人向けの講義録という事もあってか、非常にわかりやすい。講師の経験などをふんだんに交えて「そういう事か」と深い理解ができるようになっている。やはり「道」を究めた人というのは自然にその奥深さが表面に現れる。
ただこの本は「中庸に学ぶ」であって「中庸を学ぶ」ではない。これだけではその思想を正しく理解するのは難しそう。いろんな角度で書かれた解説書を何冊も読む必要がある。小さな学びを少しずつ積み重ねることによって全体像が見えてくる、という中庸の教えの通りですな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この中庸は、孔子の孫にあたる子思が孔子の教え、言わば論語のてつがくを体系的に著したものと言われている。巻末には書き下し文が収録されているが、約35ページと短いが、その中身はいっていの解説がないと理解が深まらない。本書は講演をまとめたものであるため、難解な語句も平易に語られておりわかりやすい。ただし取り上げられているのが代表的な章句であるため、伊與田先生による中庸全ての解説であったならばなお素晴らしいだろう。
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中庸の章句一つ一つについて、伊與田覺先生が丁寧かつ非常にわかりやすく語りかけてくれている書。頭の中の霧が晴れていくような感覚を味わうことができる。
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生きる上での基本が書かれています。
惑わされず、過ぎず、ちょうどよく生きてゆきたいです。 -
123.82 イ 登録番号8009
理事長リクエスト -
至誠とは聖人のこころ。極めるとものの真価がわかるようになる。お天道様は見ているよ。だから、日々自ら律し、日々努力すべし。